- インターネットってどうやって引くの?
- スマホをWi-Fiに繋ぐにはどうやればいいの?
- どんな種類があってどれを選べばいいの?
初めて自宅にインターネットを引く時にはいろんな疑問が浮かびますよね。
周りに聞こうにも詳しい人がいなかったり、店員さんに聞いても上手いセールストークで言いくるめられて高い物を契約させられちゃうなんて話も聞くので不安になってしまいます。
でも正直インターネットのことは難しくてよく分からないし、一から勉強するのも面倒くさいんですよね…。
なので、今回は初めてインターネットを引くあなたでも分かりやすく、かつ一番お得に申し込めるような入門ガイドを作ってみました。
流れとしては、
- まずはインターネットを引くと何ができるのかをおさらい
- 「光回線」と「モバイルルーター」の違い
- それぞれのオススメを分かりやすく比較
こちらをご覧になれば、失敗なく簡単にインターネットを引くことができます。
是非参考に、あなたに合ったインターネットを探してみてください。
目次
まずはおさらい。インターネットとは
インターネット初心者の方へ、まずは自宅にネット環境を作ることでどんなことができるのか、インターネットにはどんな種類があるのかをおさらいしていきたいと思います。
インターネットを引いてできること
インターネットを引けば、インターネットに対応しているものは全てネットに繋げられるようになります。
スマホやパソコンはもちろん、今ではゲームもオンラインに繋げば離れた人と一緒に遊ぶことができますね。
さらにネット対応していればテレビでYouTubeやHuluで動画を見ることもできますし、他にも
- 話しかけるだけで検索結果を答えてくれるAmazonEcho
- 異変があればスマホに連絡が入る防犯センサー
- 留守中に家の中の状態をスマホで常に確認することが出来るペット見守りカメラ
などなど、これからもどんどんネット対応で便利に使えるものが増えていきます。
インターネットを引く恩恵はかなり大きいですし、一度引いてしまえばもう元の生活には戻れなくなるくらい便利になります。
WiFiの飛ばし方
画像引用:https://cs.myjcom.jp/knowledgeDetail?an=001709795
WiFiとは”インターネットを無線で繋ぐ”ということ。自宅にインターネットを引けば自宅中に無線を飛ばすことが出来るので、配線だらけの昔と比べてとってもスマートに使えます。
また、「無線よりも有線の方が速いでしょ?」というのはその通りなのですが、現在のインターネットは速度がとても速くなっています。
私自身も自宅でゲーム機(PS4)をしていますが、こちらも試しに無線で繋いでみたらまったく問題なく快適にゲームができています。
(ちなみにWiFi(無線)環境を作るには無線LANルーターが必要ですが、多くの光回線には無線LANルーターが用意されているので、申し込めば開通したその日から無線でネットができるので安心です。)
インターネットにはどんな種類があるの?
インターネットを繋ぐには大きく5つの種類があります。
その中でも主流なのは「光回線」と「モバイルルーター」の2つですが、他のものはどんな特徴があるのかもおさらいします。
◎ 光回線
今インターネットを引くなら光回線を引くのが定番です。
全ての中で最も速度が速く安定。動画でもダウンロードでもオンラインゲームでもサクサクで快適にインターネットが楽しめます。
以前までの光回線は「速いけど高い」というイメージもありましたが、現在ではかなり料金も下がりましたし、工事は入りますがキャンペーンでほとんどが無料となるので、料金で見ても光回線がお得となっています。
✕ ADSL
光回線は光ケーブルを使っていますが、ADSLは電話回線を使ったインターネットサービスです。
一昔前には定番でしたが速度がかなり遅いので、現在のインターネットシーンでは出番も少なく、ほとんどのADSLサービスが終了してしまったため、こちらは検討から除外します。
✕ ケーブルテレビ
JCOMやJCNなど地域のケーブルテレビでもインターネットを使うことができます。
ただしケーブルテレビはあくまで「テレビチャンネル」をメインにしているので、インターネットに関しては料金も高く、速度も遅く、キャンペーンも特にしていません。
今ではケーブルテレビのインターネットを使う人も減ってきていますので、今回はこちらも除外されます。
◎ モバイルルーター
持ち運びができるインターネット回線。工事は必要なく本体の電源を入れるだけですぐにインターネットが使える優れものです。
光回線と比べると速度は劣りますが、月々少しでも安く、気軽にインターネットを使いたい人にはオススメできます。
✕ ホームルーター
本体をコンセントに挿すだけでインターネット環境が作れる、次世代のインターネット回線です。
「工事がいらない固定回線」として人気が出ましたが、実際は「持ち運べないモバイルルーター」なので、速度もモバイルルーターと変わりありません。
本体自体もモバイルルーターより大きいので、自宅でしか使わないとしてもホームルーターを使うくらいなら「モバイルルーター」を選んだ方が圧倒的にオススメなので除外しています。
どっちを選ぶ?光回線とモバイルルーター
自宅でインターネットを使うなら、光回線とモバイルルーターのどちらかに絞られます。
これらは一長一短ありますので、あなたにとって合うものを選びましょう。
工事不要で契約が簡単!
光回線 | モバイルルーター | |
---|---|---|
工事 | あり(無料) | なし |
契約期間 | 2,3年〜 | 2,3年〜 |
光回線は宅内に光ケーブルを引き込む工事が入りますが、無料キャンペーンをしているところが多いので負担はありません。
一方、モバイルルーターは申し込んだらすぐに本体が届きます。電源を入れて設定をしたらすぐにでも使えるようになるので、とても簡単で気軽に契約ができます。
ただし、モバイルルーターにも契約期間があるため、気軽に辞められるわけではありません。両方ともずっと使い続けることを前提として申し込みましょう。
料金はどっちが安い?
光回線 | モバイルルーター | ||
---|---|---|---|
戸建て | マンション | ||
料金 | 5,200円 | 3,800円 | 3,480円 |
スマホ割 | あり | なし(一部auあり) |
純粋なネット料金ではモバイルルーターが安くなっていますね。
ただ光回線の中には”スマホ割”があるものがあり、スマホとセットにすると大幅な割引が入るため、スマホと合わせて考えると光回線の方が安くなることがあります。
例:ソフトバンクの場合、スマホ1台につき1,000円の割引が入るので、1台で実質4,200円、2台あれば3,200円で使える計算になります。
速度は圧倒的に光回線
光回線 | モバイルルーター |
---|---|
1ギガ(1000メガ) | 150メガ |
※モバイルルーター:どんなときもWi-Fiの場合
光回線とモバイルルーターを比較して一番大きいのは”速度”です。光回線は1ギガ(1000メガ)なのに大してはモバイルルーターは数百メガと劣ります。
また、速度の安定感にも違いがあり、光回線は工事をして直接線を引き込む分速度が安定します。一方モバイルルーターは電波を介してネットに繋げるので速度に影響を受けやすくなっています。
利用時のザックリの体感をまとめると、
モバイルルーター | 光回線 | |
---|---|---|
メール | ◎快適 | ◎快適 |
サイト観覧 | ||
動画観覧 | ◯可能 | |
ダウンロード | △時間がかかる | |
オンラインゲーム | ✕不安定 |
メールやサイト観覧など普通に使う分にはモバイルルーターでも問題ありませんが、長時間・高画質動画ではまれに遅くなったり、アプリや動画をダウンロードする際には時間がかかります。
また、オンラインゲームに関しては常に安定した速度が求められるので、モバイルルーターは向いていません。
料金に関してはスマホ割を合わせることで大きく変わります。「スマホ関係なく安い方が良い」という場合にはモバイルルーターの方が安くなりそうです。
また、速度に関しては光回線が圧倒的安定。カクカクしたり待ち時間が長くなることも少ないので、ストレスなくインターネットを使うことができます。
モバイルルーターでも今は速くなってきていますが、SNSを毎日見たり動画やゲームをしたいなら高くても光回線の方が安心です。
また光回線は工事が入りますが、インターネットはずっと使い続けるものなので「入りやすさ」よりも「契約してからの使いやすさ」で選んだ方が後悔がないです。
「スマホがメイン!」「オンラインゲームはしない!」というライトユーザーや、一人暮らしで気軽にネットを初めたいならモバイルルーターを選んでみましょう。
「光回線」を選ぶならこのまま読み進めて下さい。
「モバイルルーター」を選ぶなら下まで飛ばしましょう。
オススメ光回線の選び方
「やっぱり速くてサクサクな光回線!」というあなたへ、いくつもある光回線はそれぞれ何が違うのかを紹介していきます。
こちらをチェックしておけば、どんな光回線があるのか。どんな光回線を選べばいいのかが分かります。
「そこまでネット使わないし、とにかく安いのでいいんだよなー」と思うけど、実際使ってみたら「遅かった!」「思ってたのと違った!」なんて後悔しないように、しっかりとチェックしていきましょう。
安い料金の選び方
いくつもある光回線はそれぞれ毎月のネット料金が違います。相場としては、戸建て5,200円・マンション3,800円と言われています。
マンションは各部屋に割り振る仕組みになっているのでその分安く、戸建ては料金が若干あがりますがその分回線を独り占めできます。
「純粋にこれよりも安い光回線を選べばいいんでしょ?」と思いがちですが、さらに安く持つ方法があるのでチェックしましょう。。
1,スマホとセットにする
ドコモ・au・ソフトバンクのスマホを使っている場合、光回線もセットにすると割引が入ります。
こちらの割引が大きく、例えばソフトバンクの場合には1台につき毎月1,000円の割引が入ります。
ソフトバンク光 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
料金 | 5,200円 | 3,800円 |
割引 | ソフトバンクスマホ1台につき1,000円引き |
戸建ての場合、1台使っていれば実質4,200円・家族合わせて3台あれば実質2,200円。
ソフトバンク光の料金は相場なので高くも安くもないのですが、割引を合わせることで他よりも一気にお得な光回線となります。
このように、スマホがある場合は光回線の料金で比較するのではなく、スマホとセットにすることがあなたにとって一番安く持つ方法となります。
2,工事費とオプションが無料なところを選ぶ
ネット料金以外にもかかってくる工事費とオプション。いくらネット料が安くてもこれらが追加でかかると実質高くなってしまうので、無料のところを選ぶようにします。
またオプションに関しては不要なら付けなくてももちろんOKですが、付ける人が多い必要性の高いオプションが2つあります。
- 無線LAN:自宅にWi-Fiを飛ばすことができる
- セキュリティ:ウイルス対策
必要なければ問題ありませんが、付けたいという場合にはこれらも合わせてチェックしましょう。
3,キャンペーンを合わせる
光回線にはキャッシュバックや月額割引キャンペーンを行っているところもあります。
同じような料金・内容であれば、キャッシュバックが高額なところを選んだ方がお得になります。
※これらは以下で紹介する「オススメ比較」で、合わせて紹介していきます。
速度は変わらない?!
光回線を選ぶ上で料金の次に気になるのが速度。いくら安くても速度が遅いとイライラしてしまうので速いところを選びたいですが、実は今どの光回線を選んでも速度は大して変わりません。
まず、光回線の通信速度ですがほとんどの光回線は1GBなので、どれを選んでも光の速い速度を使えるようになっています。
また速度に関わってくるもう一つの要素が「接続方法」。
フレッツ光など以前の接続方法(IPv4)では道路が狭く1本道。アクセスが多い時間帯(土日やゴールデンタイム)には混雑して遅くなることがあったので、同じ1GBの光回線でも速いものと遅いものがありました。
しかし現在ではIPv6という接続方法が誕生。こちらは道路がかなり広いので、時間帯やアクセス量に関係なくいつでも速い速度が出せます。
以前はこのIPv6が対応しているところを選ぶのがオススメでしたが、現在ではどの光回線でも対応してきているので、今ではどの光回線を選んでも速度に大きな差はありません。
契約って難しい?
光回線の契約はとても難しそうなイメージですが、実際は上記の4ステップのみ。誰にでも簡単にできるものとなります。
具体的にどんな流れになるのかをおさらいすると、以下4ステップとなります。
申し込んでから工事が入るまでは約1ヶ月が目安。早ければ2週間ほどでできます。
プロバイダーについて
以前までは回線とプロバイダーの2つの契約をしなくてはいけないという、とても複雑で面倒な契約になっていました。
しかし今では”プロバイダー一体型”でセットになっている光回線がほとんどなので、どこが一番いいのかを選ぶ必要もありませんし、プロバイダー料金が別でかかるようなこともありません。
工事が不安?!
光回線と言えば「工事」が入りますが、工事といっても大げさなものではなく”電柱から自宅の中にケーブルを引き込むだけ”の簡単なものになります。
こちらでは工事の内容や費用に関して見ていきたいと思います。
工事内容
工事内容は建物によって変わります。
- 戸建ての場合
近くの電柱から宅内に光ケーブルを引き込む。エアコンのダクトや電話の配管など既存の穴から通すので基本穴あけはしない簡単なものとなります。宅内には光コンセントと機器の設置を行います。(所要時間:約1時間) - マンションの場合
マンションでは既にケーブルは通っているので、共有部での切り替え作業が主となります。宅内では機器の取り付け程度と簡単です。(所要時間:約30分)
工事費は基本無料
一般的に光回線の工事費は数万円もかかるのですが、ほとんどの光回線では”工事費無料キャンペーン”を行っているため、そういったところを選べば負担はかかりません。
工事不要の場合
NTT回線〜NTT回線に乗り換える場合には、回線が同じなのでそのまま”転用”することができ、工事は入りません。
NTT回線を使った光回線一覧
ドコモ光/ソフトバンク光/ビッグローブ光/So-net光プラス/ぷらら光/DMM光/@nifty光/OCN光/Asahinet光/エキサイト光/DTI光/TCOM光/USEN光/hi-hoひかり/Marubeni光/ビック光/broad光/IIJmioひかり/U-NEXT光など
おすすめの光回線5社を比較!
それではいよいよ、おすすめの光回線を見ていきたいと思います。
選び方としては、
- まずは同じスマホとセットになるところを選ぶ
- それ以外では、料金だけでなくオプション・工事費・キャッシュバックも合わせて比較する
以上を考慮して、あなたにあった光回線を探していきましょう。
料金 | 4,743円 |
---|---|
キャッシュバック | 45,000円 |
無線LAN 工事費 |
標準装備 無料 |
エリア限定(関東・関西・東海・福岡・佐賀・北海道) 料金も安くオプション・工事費も無料。エリア内なら最安の光回線です。 |
ぷらら光
料金 | 戸建て 4,800円 マンション 3,600円 |
---|---|
キャッシュバック | 35,000円 |
無線LAN 工事費 |
無料 〜18,000円 |
料金も安くてお得な光回線。 工事費はかかりますが、キャッシュバックが高額なのでそちらで相殺できます。 |
料金 | 戸建て 5,100円〜 マンション 3,800円 |
---|---|
キャッシュバック | 戸建て 52,000円 マンション 47,000円 |
無線LAN 工事費 |
無料(au利用時) 無料 |
提供歴も長く口コミも良い信頼の光回線。キャッシュバックが最高額となっています。 auユーザーは間違いなくauひかりでまとめましょう。 |
料金 | 戸建て 5,200円 マンション 3,800円 |
---|---|
キャッシュバック | 33,000円 |
無線LAN 工事費 |
500円 無料(乗換時) |
料金は相場ですが、ソフトバンクのスマホ割が適用になります。 NURO光がエリア外の場合にはオススメ。 |
料金 | 戸建て 5,200円 マンション 4,000円 |
---|---|
キャッシュバック | 最大20,000円分 |
無線LAN 工事費 |
無料 無料 |
ドコモのスマホが割引になるのはドコモ光のみです。 是非セットで合わせましょう。 |
選ぶポイント1、スマホとセットにする
ドコモ | ドコモ光 |
---|---|
au | auひかり |
ソフトバンク | NURO光 or ソフトバンク光 |
料金だけ見るとNURO光が一番安くなっていますが、例えばあなたがauユーザーだった場合にはauひかりとセットにすると1台につき1,000円の割引が入るので、5,100円-1,000円=実質4,100円となります。
料金やオプションなどの要素はたくさんありますが、スマホ割が一番大きいのでスマホユーザーは是非セットでまとめましょう。
選ぶポイント2、スマホなしの戸建てなら
戸建 | NURO光 | ぷらら光 |
---|---|---|
料金 | 4,743円 | 4,800円 |
無線LAN セキュリティ |
標準装備 | 無料レンタル 2年間無料 |
工事費 | 30ヶ月利用で無料 | 18,000円 |
キャッシュバック | 45,000円 | 35,000円 |
スマホなしで選ぶ場合、戸建てなら圧倒的にNURO光がオススメ。
料金も一番安い4,743円。さらに無線LANとセキュリティのオプションも標準装備となっているのでかなりお得です。キャッシュバックも高額ですね。
デメリットとしては提供エリアが限られていることですが、エリア内の人は間違いなくNURO光がオススメです。
次点でおすすめなのはぷらら光。料金は4,800円と安く、無線LANは無料レンタル、セキュリティは2年間無料となっているため追加料金がありません。
一点、ぷらら光に関しては工事費が18,000円かかってしまいますが、35,000円の高額キャッシュバックがあるので、そちらで賄うことができます。
NURO光がエリア外の場合は是非ぷらら光を選びましょう。
選ぶポイント3、マンションなら
マンション | auひかり | ぷらら光 |
---|---|---|
料金 | 3,800円 | 3,600円 |
無線LAN セキュリティ |
500円 2年間無料 |
無料レンタル 2年間無料 |
工事費 | 24ヶ月利用で無料 | 15,000円 |
キャッシュバック | 47,000円(ネット+電話) 42,000円(ネットのみ) |
35,000円 |
スマホ関係なく、マンションタイプで選ぶならauひかりがおすすめ。工事費も無料になりますしキャッシュバックが47,000円とずば抜けているのは大きなポイントです。
無線LANは月額500円かかりますが、キャッシュバックを5,000円下げることで、無線LANを貰うこともできます。
次点ではぷらら光。料金は3,600円と安くなっていますし、オプションも無料で使えてお得です。
工事費は15,000円かかってしまいますが、35,000円の高額キャッシュバックがあるので、そちらで賄うことができます。
auひかりがマンションに対応していなかった場合にはぷらら光を選びましょう。
光回線を申し込む時の注意点
入りたい光回線を選べたら早速申し込みをしたいところですが、光回線を申し込む上で注意したいポイントもまとめていきます。
後悔しないようにこちらもザッとでいいのでチェックしていただけたらと思います。
家電量販店で申し込んじゃう
私も昔は「ネットに詳しくないから」と家電量販店に駆け込んでいました。
確かに分からない時には人に聞いたほうが安心だし、結局難しいことは専門家に任せた方が簡単ですからね。
しかし、それって実は大きな失敗の原因になりえるんです。その理由は3つ。
- 扱っているものしかオススメ出来ない
- キャンペーンが少ない
- オプションや高いプランに入らされる
こういったサイトなら「ドコモを使っているならドコモ光がお得ですよ」と、あなたにとってのオススメを伝えられます。
しかし、その家電量販店がドコモ光を扱ってなかった場合には、ドコモユーザーに向かってソフトバンク光を勧めてくることが余裕であります。
また、今ではなんでもネットから申し込むのがお得ですよね。インターネットも同じことで、家電量販店では家賃・人件費などのコストなどがあるため、ネットと比べてキャンペーンが圧倒的に少ないです。
最後にオプションですね。店員さんは”インターネット相談所”ではなく”インターネット営業マン”なので売るのが仕事。
不要なオプションでインターネットに10,000円以上払っている人の多くは家電量販店で入った人ばかりです。
ネット初心者ほど家電量販店に行きがちですが、実はちゃんと内容を分かって店員さんが言ってることを理解出来るほどの知識がないと逆に危険なんです。
ケータイショップで入っちゃう
家電量販店が危ないことが分かりましたが、それでもなんか不安なのでケータイショップで入る。これもよくある方法ですが注意が必要です。
その理由はこちら。
- ケータイショップも代理店
- スマホがメインなので特に知識はない
ケータイショップって公式感がありますけど、auとソフトバンクに関しては実はほとんどが代理店なんです。
なので家電量販店であったデメリットがauショップにもそのまま当てはまります。(キャンペーンが少ないし、オプションを付けられることもある)
また、ショップの人に聞けば間違いないと思いがちですが、販売のための知識を研修で勉強しているだけなのでスタッフによって知識はまちまち。
さらにケータイショップはスマホがメインなので光回線に詳しいスタッフはほとんどいません。
私は光回線全体の業界に長くいるので、その光回線の説明だけでなく、他社とどう違うのか、本当はどの光回線がオススメなのかを伝えることが出来るのですが、ケータイショップはその商品しか知らない&扱えないので実は注意しなければならないんです。
フレッツ光に入っちゃう
上記でもあげましたが、困った時には有名なところに入ってしまうのは日本人の特性なのかもしれません。
検討するのが面倒になってきたら「もうフレッツ光でいいや」と何も調べずに入ってしまったり、昔は「NTTしか信用しない!」というような人も多くいましたね。
しかし、現在ではフレッツ光自体が新規獲得に力を入れていません。「NTTの回線を自分で売る」のではなく、「NTTの回線を他社にレンタルして、代わりに売ってもらう」という方法をとっているんです。
まぁ、言葉で説明しても難しいので、auひかりと比較をして見てみましょう。
auひかり | フレッツ光 | |
---|---|---|
ネット料金 | 5,100円 | 6,100円 |
速度 | 快適で速い | 加入者数が多すぎて混み合う |
工事費 | 無料 | 18,000円 |
キャッシュバック | 52,000円 | 5,000円 |
選ぶポイントとしては「有名だから」ということくらいですね。是非新しくてお得な光回線を選びましょう。
その他マイナーな回線に入っちゃう
今回紹介した光回線は誰もが知っている有名回線ですが、他にも初めて聞くような光回線がたくさんあります。
そんなマイナー回線(あまり知られていない)の中にも探せば安いところが見つかりそうですが、そもそもオススメできない理由があります。
- しっかりとしたサポートが出来ない
- 検索しても情報が出てこない
- キャンペーンが弱い
例えば飲食店なら安くて美味しい個人店はたくさんありますが、光回線に関しては大手の方が安くてサポートも充実、またお得なキャンペーンも大きく出せます。
是非安心できる光回線を選ぶようにしましょう。
モバイルルーターの選び方
「あまり使わないからとにかく安い方がいい!」というあなたへ、こちらではモバイルルーターのおすすめを紹介していきます。
モバイルルーターで今オススメできるのは以下3社。それぞれの特徴を簡単におさらいします。
- どんなときもWiFi
料金プランは1つ・オプションなし・エリアも広い。シンプルで失敗のないモバイルルーター。 - UQWiMAX
速度ナンバーワン。auユーザーは割引が有るので安い。オプション解約が必要。 - NEXTmobile
制限があるけど安い。ライトユーザーで料金を抑えたい人向け。
あなたに合ったものを選びましょう
どんなときもWiFi
料金 | 2年間 3,480円 3年〜 3,980円 |
---|---|
制限 | 無制限 |
速度 | 150メガ |
料金はシンプルで安く、無制限で使い放題。誰にでもオススメできる失敗のないモバイルルーターです。 |
料金 | 3年間 3,480円 4年〜 4,263円 |
---|---|
制限 | 無制限 |
速度 | 440メガ |
料金も安く速度も速い、モバイルルーターの定番。さらにauユーザーは毎月1,000円の割引が入ります。 |
NEXTmobile
料金 | 2年間 2,760円 3年〜 3,695円 |
---|---|
制限 | 20GB |
速度 | 150メガ |
月に20GBの制限があり他社と比べて速度も劣りますが、その分料金は最安値です。ライトユーザーでとにかく負担を抑えたい人にオススメ。 |
料金が一番安いのは?
どんなときもWiFi | UQWiMAX | NEXTmobile | |
---|---|---|---|
料金 | 2年間:3,480円 3年〜:3,980円 |
3年間:3,480円 4年〜:4,263円 |
2年間:2,760円 3年〜:3,695円 |
制限 | 完全無制限 | 月:無制限 3日:10GB |
月:20GB 3日:なし |
割引 | ー | au1,000円引き | ー |
契約 | 2年 | 3年 | 2年 |
まずは料金から比較していきましょう。
それぞれ月額割引が入るので初めは安く使えます。
- どんなときもWiFi
完全無制限でいくら使っても3,480円。 - UQWiMAX
auのスマホがあると1,000円の割引が入るので、auユーザーは実質2,480円で使えるので断トツで安くなります。 - NEXTmobile
月に20GBまでの制限がありますが、それで収まるなら他社よりも720円安く使えます。
たくさん使いたい人・スマホがauの人・あまり使わない人でオススメできるものが変わります。
1GBあたりの通信目安
NEXTmobileの「月20GB」はどれくらい使うことができるのか、1GBあたりの目安をチェックしていきましょう。
- サイト観覧:約6600ページ
- LINE通話:約40時間
- Twitter投稿:1000回
- 動画:約2時間
メール、LINE、サイト観覧くらいなら毎日使っても問題なさそうですが、大きいのは「動画」ですね。
YouTube動画だけを見続けた場合には月に40時間で20GBを超えてしまうので、毎日1時間以上見る人は容量が足りなくなってしまいそうです。
他にTwitterやInstagramをする人は画像や動画が多いので注意。またみんなで使いたい場合にはその分容量がかさむので、無制限のモバイルルーターを選んだ方が安心です。
月額割引について
割引料金で比較をしましたが、割引後の料金も気になりますよね。いくら安くても後から高くなるのは少し不安です。
ただ、それぞれの月額割引は「契約更新月まで」の割引となっているので、モバイルルーターは基本割引が終わった初めの更新月で解約するのがオススメ。
割引は無くなりますし、その頃には新しい機種も出ていてちょうど乗り換え時期でもあるからですね。
なので、モバイルルーターは割引料金で比較をするようにしましょう。
NEXTmobileの別プラン
割引料金 | 基本料金 | |
---|---|---|
20GB | 2年:2,760円 | 3,695円 |
30GB | 2年:3,490円 | 3,695円 |
50GB | 1年:3,490円 | 4,880円 |
NEXTmobileには紹介した20GB以外にも30、50GBのプランがあるので、20GBでは足りないという人はこちらも選べます。
ただし料金が高くなってしまうので、20GB以上使うなら他社の無制限を選んだ方が安くなるため除外。NEXTmobileを選ぶなら20GB一択となりそうです。
速度はどう違う?
どんなときもWiFi | UQWiMAX | NEXTmobile | |
---|---|---|---|
最高速度 | 150Mbps | 440Mbps | 150Mbps |
対応電波 | au×ドコモ×ソフトバンク | WiMAX2+ | ソフトバンク |
数字上ではUQWiMAXが440Mbpsと速くなっていますが、速度で選ぶならどんなときもWiFiがおすすめです。
どんなときもWiFiは150Mbpsなのですが、au・ドコモ・ソフトバンクの3つの電波から、その時に最適な電波で繋ぐことができます。
「今いる場所でauが繋がりづらい場合にはソフトバンクに切り替わる」というように常に快適な速度が使えますし、全ての電波が通らないところではない限り繋がるので幅広いエリアで使うことができます。
UQWiMAXでは440メガという速い速度を出せますが、地方や地下など場所によっては繋がりづらくなることもあります。
NEXTmobileはソフトバンクの電波を使っているのでエリアは広いのですが「ソフトバンクだけ繋がり悪い場所」ってよくありますよね。そういった場所では速度が落ちることもあります。
結論
完全無制限で3つの電波を使っているので「制限がかかって遅い!」「うちのエリアは遅かった!」なんてトラブルが少ない、失敗しないモバイルルーター。誰にも安心してオススメできます。
auユーザーは割引が入るので最安になります。エリアも広いですし速度も速いので安心ですが、契約期間は3年間と長め。
「無制限も必要ない!」「そこまで速くなくていい!」というライトユーザーは一番安く使えます。
モバイルルーターの注意点
モバイルルーターを申し込む上で注意したいことや気になるポイントをまとめていきますので、是非こちらもチェックしてみてください。
キャッシュバックは無くなってる
インターネットを契約する時に気になるキャッシュバックですが、モバイルルーターのキャンペーンに関してはキャッシュバックから月額割引に移行していっています。
キャッシュバックもインパクトがあってお得感があったのですが、受け取りが面倒だったり手続きが必要だったりで問題も多くありました。
しかし現在では月額割引があります。こちらは手続きなど必要なく申し込めば必ず割引料金になるので貰い忘れもなく必ず得になります。
本体料金は無料
モバイルルーターは工事がない分、本体の料金がかかることがあります。
しかし現在ではどこも本体料金は0円となっているため、負担なく安心して契約することができます。
電気屋では買わない
家電量販店でもモバイルルーターを契約することができますが、調査した結果オススメできない理由が大きく2つあります。
- 在庫処分品の型落ち機種を勧められる
- 不要なオプションを付けられる
モバイルルーターの機種代金はどれを選んでもキャンペーンで0円になるので最新機種を選びたいところなのですが、家電量販店では在庫が残ってしまった機種を「あまり変わりませんよ」と勧めてくることがあります。
また、「不要なら後で外してください」とオプションを付けられることも多いです。
ネットから申し込めば最新機種がひと目で分かりますし、月額割引も受けられるので安心です。
まとめ
光回線(速度が速い!ゲーム・動画もストレスなし!) | ||
---|---|---|
関東・関西・九州なら NO.1 NURO光 |
マンションなら auひかり |
次点でおすすめ ぷらら光 |
スマホがドコモ ドコモ光 |
スマホがau auひかり |
スマホがソフトバンク NURO光 ソフトバンク光 |
モバイルルーター(安くもちたい!スマホなし&オンラインゲームしないなら) | ||
誰にでもおすすめ どんなときもWiFi |
au割あり UQWiMAX |
あまり使わないなら最安 NEXTmobile |
インターネットを自宅に引くなら、快適な速度でストレスなくネットができる光回線と、手軽で安く持てるモバイルルーターの2つから選ぶのがオススメという結果になりました。
光回線を選ぶならスマホとセットになるところを選ぶと大幅な割引が入ってお得です。
モバイルルーターを選ぶなら、利用状況に応じてあなたに合ったところを選びましょう。
インターネットを自宅に引くととても便利になります。通信費は少しでも抑えたいのは山々ですが、SNSや動画、ゲームなど今ではインターネットで出来ることが無数にあるので、料金以上の恩恵があります。
是非この記事を参考にして、失敗のない快適なインターネットデビューができればと思います。