楽天ひかりの評判はどうなの?キャンペーンや速度等を完全網羅

日本の中でも有名なIT企業である楽天の光回線「楽天ひかり(旧 楽天コミュニケーションズ光)」。

ネット通販の楽天市場やクレジットカード、格安スマホなどが有名ですが、光回線も大きく注目されていてCMや広告もよく目にします。

しかし「楽天=光回線」というイメージはあまりないので、私も始めに知った時には

「楽天がひかりって、実際どうなんだろう??」

と、あまりピンとはきていませんでした。

 

ですが、実際に楽天ひかりを見てみるとかなり安くてメリットの多い光回線だということが分かりました。

今回はそんな楽天ひかりを、ネットが苦手な人でも分かりやすいようにメリット・デメリットに分けて解説していきたいと思います。

他にも、「他社とどう違うのか」「どんなキャンペーンがあるのか」などの情報も合わせてまとめています。

これから楽天ひかりを検討しているあなたは、是非こちらを参考にしてみてくださいね。

楽天ひかりって何がいいの?3つのメリット

まずは楽天ひかりのどんなところが優れているのか、メリットを3つに絞って解説していきたいと思います。

メリット1. 料金が安い

楽天コミュニケーションズ光の基本料金はコチラです。

戸建て マンション
月額料金 4,800円 3,800円

こちらはプロバイダー料金も込みとなっているので、ネット使い放題で合わせてこの料金となります。

光回線の相場は戸建てが5,200円・マンションが3,800円なので、料金に関しては特に戸建てタイプがお得ですね。

メリット2. 毎月200ポイントもらえる

楽天ひかりでは毎月200ポイント、年間で2,400円分の楽天スーパーポイントがもらえます。

ネット料金は4,800円ですが、ポイントを合わせると実質4,600円。こちらはとてもお得ですね。

ポイントの使いみちの定番は以下3点あります。

  • 楽天モバイルの支払い
  • 楽天ポイントカード加盟店(マクドナルド・ミスタードーナツ・すき家・大戸屋・デイリーヤマザキ・出光・大丸・松坂屋・ビックカメラなど)
  • 楽天グループのサービス(楽天市場・楽天トラベル・楽天ブックス・楽天モバイル・楽天デリバリー・楽天ビューティ・楽天TV・楽天チケット・ラクマなど)で利用可能です。

メリット3. 工事費が無料

新規で申し込むと工事が入るため、戸建て18,000円・マンション15,000円の工事費がかかるのですが、こちらがキャンペーンで無料になります。

安い光回線の多くはこの工事費無料キャンペーンを行っていないことが多いので、

「ネット料が安いから選んだけど、工事費がかかったから結局あまりお得にならなかった!」

なんてこともあるため、こちらも大きなポイントとなってきます。

乗り換えなら工事なし!

楽天ひかりはNTT回線を使っているので、NTT回線の光回線から乗り換える場合にはそのまま”転用”ができるため、そもそも工事自体が入らずとても簡単に乗り換えることができます。

【乗り換え時に工事が入らない光回線】

工事が入らない フレッツ光・ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光・So-net光・ぷらら光など
工事が入る auひかり・NURO光・ケーブルテレビ・ADSLなど

フレッツ光などから楽天ひかりに乗り換えるなら工事なし。もちろん工事費はかかりません。

それ以外の乗り換えや、新しくネットを引く場合には工事が入りますが、工事費は無料になるので安心です。

何に注意するべき?2つのデメリット

安くてポイントも付いて工事費も無料になるお得な楽天ひかりですが、良いところだけでなく注意しなければならないデメリットもあります。

こちらも合わせてチェックした上で納得して申し込むとトラブルがなくなるので、しっかりとチェックしていきましょう。

デメリット1. 速度が遅い?

楽天ひかりはフレッツ光の回線を使っている「光コラボレーション」の一つで、最大速度はフレッツ光と同じの1ギガとなります。

光回線の速度は基本どれも1ギガなので、数字だけ見ると他の光回線と同じような高速インターネットが使えるのですが、【接続方法】の違いが1点気になります。

少々難しそうに見てますが、とても簡単に解説していきたいと思います。

 

インターネットの接続方法は「IPv4」と「IPv6」があります。

IPv4だとネットを繋ぐ道が狭いため、みんながアクセスすると混雑してしまい、遅くなってしまうことがあります。

IPv6ではネットを繋ぐ道がかなり広いため、アクセスに関係なく快適にネットを使うことができます。

1ギガの速度が出せたとしても、渋滞していると遅くなってしまうイメージですね。

そして、今ではほとんどの光回線がIPv6に対応しているのですが、楽天ひかりはIPv6が非対応になっています。

もちろん空いている時には速くて快適に使えるのですが、あなたのエリアで楽天ひかりを使っている人が多かったり、ゴールデンタイムや土日などみんなが使う時間帯には遅くなる可能性もあります。

「速度はそんなに必要ないから安い方がいい!」という場合にはオススメできるのですが、速度を重視する場合にはIPv6対応の光回線を選んだ方が安心です。

以前は「楽天コミュニケーションズ光(タイプS)」という、プロバイダーを「SANNET」に出来るプランがあり、こちらのSANNETではIPv6を使う事ができたのですが…現在はこのサービスは終了してしまっています。

IPv4って実際どれくらい?

IPv6が非対応の楽天ひかりの速度は実際どのくらいなのでしょうか。

これはあなたのエリアによって変わるため、同じ楽天ひかりを使っている人でも「速い」という人と「遅い」という人に分かれてしまい、さらにこれは事前に調べることが出来ないので、実際は『使ってみないと分からない』という結論になってしまいます。

ただIPv4だとしても1ギガの光回線なので、基本的には速いです。ですが、以下のこんなことはある可能性もあります。

  • 「昼は速いのに、夜の時間帯には速度が落ちる」
  • 「ダウンロードですごい時間がかかった」
  • 「オンラインゲームをしていたら途中でカクカクになった」

もちろんそうならない可能性もありますが、逆に「常に速い速度で使いたい!」「大容量のダウンロードやオンラインゲームなど、速度が重要な利用をしたい!」という場合には、やはりIPv6対応の光回線を選んだ方が安心そうですね。

逆に、あまりネットは使わない・スマホがメイン・オンラインゲームはやらないという場合には、料金が安い楽天ひかりは魅力的です。

デメリット2. スマホとのセット割が無い

楽天ひかりではスマホ等のセット割引がありません。

スマホの大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では、光回線とセットにすることで大きな割引が入るため、基本的には「光とスマホはセットにする」のが主流となっています。

そのため、もし大手キャリアのスマホを使っている場合には他社よりもメリットが薄くなってしまいます。

一方スマホ関係なく考える場合や、格安スマホの「楽天モバイル」を使っている場合にはオススメできます。

その他の内容もチェック

続いては楽天ひかりを契約する上で気になる初期費用・オプション・解約についても触れていきたいと思います。

初期費用

楽天ひかりの初期費用ですが、こちらは工事費はかからないのですが初期登録費が初回のみかかります。(これはどの光回線にもかかるものです。)

料金は新規と転用でそれぞれ違ってきます。

  • 新規の場合…800円
  • 転用の場合…1,800円

オプションサービス

楽天ひかりで使えるオプションサービスはコチラ!

オプション名 内容 料金
訪問サポート 自宅に来て不明点を解決してくれる 初回無料(2回目以降7,000円)
電話設定サポート 電話で不明点を解決してくれる 初回無料(2回目以降2,000円)
Wi-Fi対応ルーターレンタル 886MのWi-Fiルーターレンタル 月額300円
セキュリティ 3台まで使えるセキュリティソフト 12ヶ月無料(以降 月額350円)

オプションに関しては、初回無料で2回目以降料金がかかってくるものに関しては、2回目以降使う際は注意してくださいね。

また、1年間無料でそれ以降は月額350円かかってくる「セキュリティ」に関しても、1年間無料だからといって契約し、1年過ぎて思い出した頃には月額が加算されている…なんて事にならない様に、不要であればしっかりと解約する事をオススメします。

解約について

解約手続きをする場合は電話対応になります。連絡先はコチラ。

楽天ブロードバンド カスタマーセンター

0800-600-0222

9:00~18:00(年中無休)

違約金に関しては、楽天ひかりは2年契約の自動更新となっているため、更新月以外の解約では違約金が9,500円かかってきます。

こちらもほとんどの光回線にあるものではあるのですが、解約の際にはタイミングに注意しましょう。

結局どうなの??他社と比較

楽天ひかりのメリット・デメリットをまとめてきましたが、続いては「結局他の光回線を比べてどうなのか」を比較していきます。

比較するのは、

  1. 定番光回線のフレッツ光
  2. スマホとセットにした場合
  3. その他おすすめ回線

この3つで比較していきますのでチェックしましょう。

フレッツ光と比較

楽天ひかり フレッツ光
基本料 4,800円 5,000円
プロバイダ 無料 950円
合計 4,800円 5,950円

誰もが知っている定番回線のフレッツ光ですが、基本料は5,700円と高め。さらにフレッツ光だけはプロバイダーが別契約となってしまうので、プロバイダーに楽天を選ぶとさらに950円が別で請求されます。

一方楽天ひかりは回線とプロバイダーがセットになっているので別で契約もする必要もありませんし、料金もその分シンプルで安くなっています。

フレッツ光しかなかった時代ではこの料金が主流でしたが、今では楽天ひかりのようなプロバイダー一体型の光回線を選んだ方がお得に持てそうです。

スマホが他社の場合

楽天ひかり ドコモ光
基本料 4,800円 5,200円
スマホ割 なし -1,000円
実質合計 4,800円 4,200円

ドコモ・au・ソフトバンクのスマホを使っている場合には、光回線とセットにすることで割引が入ります。

例えばドコモの場合、基本料はドコモ光の方が高いのですが、ドコモのスマホから毎月1,000円の割引が入るため、合わせると安くなります。
(au・ソフトバンクも同様です)

 

「スマホがドコモなのに光は楽天」という形で持つよりは、「ドコモユーザーはドコモ光が一番安くなる」ので、是非セットにしてみてください。

スマホとセットの光回線を探す

おすすめ光回線と比較

楽天ひかり ぷらら光 ビッグローブ光
基本料 4,800円
+200ポイント
4,800円 4,980円
工事費 無料 18,000円 無料
IPv6 非対応 対応 対応

スマホ割を関係なく選ぶ場合にオススメな、ネット料金4,000円台の安い光回線と比較していきたいと思います。

楽天ひかり以外にも安いのは、【光回線100社比較ランキング】でも上位で紹介しているぷらら光とビッグローブ光。どちらも安くキャンペーンもお得です。

比べて分かる大きな違いとしては【工事費】と【IPv6】ですね。それを踏まえてそれぞれを比較すると、

  • 楽天ひかり
    ポイントを入れると実質「4,600円」となるので一番安いが、IPv6非対応なので速度が気になる
  • ぷらら光
    安くて速いが工事費がかかるので、工事が入らない「転用」で申し込むならオススメ
  • ビッグローブ光
    速くて工事費が無料だが比べると料金は高め。「新規」で速度を求めるならオススメ

参考にしてあなたに合ったものを選んでみましょう。

キャッシュバックに注目!申し込みは必ず”公式サイト”から!

キャンペーン 公式サイト Wiz アウンカンパニー
新規 19,000円 23,000円 15,000円
転用 19,000円 7,000円 5,000円
工事費 無料 有料 有料

楽天ひかりは申し込む窓口によってキャンペーンが変わります。その中にはキャッシュバックなどのキャンペーンを行っているところもあるので、よりお得なところを選ぶようにしたいです。

現在の楽天ひかりの主な窓口は3つ。楽天公式サイトのキャンペーンページと、代理店サイトの2社あります。

それぞれキャッシュバックを行っていますが、オススメなのは【公式サイト】。理由は工事費無料キャンペーンを行っているからです。

楽天ひかりは代理店から申し込んでしまうと工事費がかかってしまうため、工事費18,000円ほどの負担がかかってしまいます。

キャッシュバックも高額でお得なので、是非公式サイトから申し込みをしてみてください。

公式サイトから申し込む

公式サイトで申し込むと、19,000円のキャッシュバックに加えて工事費も無料になります。

キャッシュバックは新規・転用とどちらも適用になりますが、「フレッツ光を使っていてプロバイダーが楽天ブロードバンド」の場合のみキャッシュバック対象外となるので注意してください。

キャッシュバック受け取り方法

キャッシュバックを受け取るには手続きが必要です。分かりやすくこちらにまとめていきます。

  1. 楽天ひかりが開通した翌月末ごろに「事前メール」と「送金通知メール」が届きます。
  2. 「送金通知メール」に記載があるURLから受け取り口座の情報などを登録すると、その口座に19,000円が振り込まれます。

また、キャッシュバック受け取りの注意点が2つあります。

  • 楽天で作られるメールアドレスに案内メールが届くので、そのメールアドレスは変更しないこと
  • メールが届いてから45日以内に手続きしないと無効になること

楽天で作ったメールを見れるようにしておき、開通の翌月末ごろに忘れないようにカレンダーにチェックを入れておきましょう。

楽天モバイルもチェック

楽天では光回線以外にも格安スマホがあります。

スマホ割はありませんが、合わせるとポイントが共有出来るのでお得ですし、スマホと光の問い合わせ先も楽天一つになるので簡単になります。

最後に、格安スマホの楽天モバイルも合わせて解説していきますので、興味があれば一緒にご覧ください。

格安スマホとは?

スマホの機種は今まで通りそのままで、SIMカードを変えるだけで簡単に乗り換えられる「格安スマホ」。

楽天モバイルでは電波もドコモとauを選ぶことが出来るので、電波も今まで通りの速い速度で使え、料金を大幅に下げることができます。

楽天モバイルのメリット

2GB 6GB 14GB 24GB
料金 2,980円 3,980円 5,980円 6,980円

楽天モバイルの料金は上記の通り。楽天会員なら1年間毎月1,500円引きで利用できます。

また、一番のメリットは「制限がかかっても1Mbpsで使える」ということ。

今までの速度制限は「128kbps」にまで速度が落ちてしまったので、動画やゲームはもちろん、サイトを開くだけでも時間がかかっていました。

しかし楽天モバイルは1Mbps(1000kbps)もあるため、サイト観覧やメール、LINEは問題なく使えますし、動画などもサクサクではないにしても観覧することは可能になります。

あまり使わないライトユーザーなら、自宅は楽天ひかりで繋いでサクサク使い放題、外でスマホを使うときにも1Mbpsは保証されているので日常で困ることはありません。

 

この機会に是非スマホも光も楽天でセットにして通信費を抑えましょう。

まとめ

楽天ひかりはどんな光回線で、どんな人にオススメできるものなのか、最後にまとめていきたいと思います。

楽天ひかりのメリット・デメリットは分かりやすくて、「安いけど速くはない」という印象ですね。

料金は戸建て4,800円・マンション3,800円ですが、毎月楽天ポイントが200貰えるので実質200円引きと、他社と比べても安くなります。
(工事費も無料になります。)

一方速度に関しては「IPv4」という、アクセスが多くなると混雑するタイプの通信方式なのが注意点。

また、スマホ割が適用にならないので、ドコモ・au・ソフトバンクのスマホを使っている人はセットにした方が安くなります。

スマホとセットの光回線を探す

是非参考にしてみてくださいね。

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