日本では誰もが知ってて光回線といえば必ず名前が挙がってくる「フレッツ光」。そんな知名度に惹かれて「フレッツ光に入ろうかな~?」って考えて色々調べてはいませんか?
ただ、色々調べている人なら分かるかもしれませんがフレッツ光の評判は賛否両論。
どれを信じてよくでどれを信じちゃだめなの?とモヤモヤするほど意見は沢山あります。
また、賛否両論あると人間はなぜか悪い評判ばかりに目が行きがち…
「でもよくないって言いつつみんなフレッツ光使ってるじゃん!」
調べていけばいくほど「実際良くないって聞くけど本当のところはどうなのよ?」といった疑問が出てきていると思います。
私も最初フレッツ光について調べたとき同じ疑問を感じました。というよりも、友達から「フレッツ光はやめておけ」と言われて「でも周りの友達はみんな使って文句いってないよ?」と感じました。
今回そんな疑問をどうしても解消したくて…色々フレッツ光の口コミや評判を調べてみました。
口コミや評判を調べてみて、
- フレッツ光がどうしてこんなにも賛否両論別れてしまうのか…
- 更にどんな点がデメリットで…
- どんな点で沢山の人に選ばれているのか…
が見えてきたので同じく疑問に思っている人をスッキリさせてくて「フレッツ光を今申込んで得する人はどんな人か、逆に損する人はどんな人か」をまとめてみました!!
これさえ見れば、フレッツ光の評判の全てが分かります!!
今どんな光回線に入ろうか迷っているあなたに、是非この記事をお役立てていただけたら嬉しいです。
口コミ・評判をみて分かったフレッツ光の真実
口コミや評判をまとめていたら、フレッツ光が有名回線にも関わらず賛否両論ある理由が大きく3つあることがわかりました。
その3つの理由とは、
- 初期と現在では全然違うということ
- プロバイダーによって別物になるということ
- 新規獲得に力をいれていないということ
です。
あなたが自分自身で口コミを調べる時にも知っておくと「この口コミは信じていいのか否か」が見分けられるようになるので、事前にお伝えしておきます。
初期と後期で全然違う!?
フレッツ光の歴史は長く、フレッツ光ができた頃は光回線はフレッツ光しかありませんでした。
フレッツ光ができるまでは固定電話用の電話線を使ったネット回線であるADSLが支流。
固定電話と同じ回線を使っていたのでかなり回線速度は遅かったんです。
そんなネット回線しかなかった頃に突如現れたのが「フレッツ光」。ADSLに比べるとその速度は雲梯の差。
なのでフレッツ光の品質がどうこうじゃなくて「フレッツ光=光回線」が速いと言われていた時代だったんです。
ただ、現在はどうでしょう。
現在、光回線は小さいところも含めると500社以上の会社が提供しています。
確かに、フレッツ光は光回線なので速いです。それは間違いありません。
しかし現在500社以上光回線の中にはフレッツよりも速度の速い回線がたくさん出てきています。
だから、「その光回線と比べると遅い」と言う事になるんですね。
昔と今で光回線の数が違うからこそ、見ている口コミが”昔のものなのか…今のものなのか…”、しっかりと判断する必要があるんです!
プロバイダーによって別物になる!?
フレッツ光はたくさんのプロバイダーの中から1つのプロバイダーを選びますよね。
実は同じ光回線であってもプロバイダーによって、
- 速度
- 価格
- サービス
が違うので同じ”フレッツ光”でも全く違う商品になってしまいます。
分かりやすく3つのプロバイダーを比較してみましょう。
プロバイダー名 | OCN | So-net | BB.excite |
---|---|---|---|
プロバイダー料金 | 1,100円 | 1,000円 | 500円 |
速度に関する口コミ | 「OCN普通に速い!」 「昼間は快適だけど夜はやっぱり遅いわ!」 |
「プロバイダーSo-netに変えたらくそ速い!!」 「動画が快適にみられる」 |
「とんでもなく遅い。イライラする。」 「BBエキサイト遅いから他のプロバイダーに変えたい」 |
サービスに関する口コミ | 「お得な点はないけどみんなOCNだからOCNにした」 | 「開通月無料だし1年間700円で利用できるし最高!」 | 「もともと安いから特典がないのは納得」 |
この3つのプロバイダーを見ただけでも、同じフレッツ光なのに料金が違えば速度やキャンペーンも違います。
ひとくくりに「フレッツ光の口コミ」で調べてしまうと「高い!」って言う人もいれば「安い!」っていう人もいますし…「速い!」っていう人もいれば「遅い!」っていう人も出てきてしまうんですね。
なので、あなたがフレッツ光の口コミや評判をみる時は…”どのプロバイダーを使っている人の口コミなのか”というところまで注意すべきです。
もう新規獲得に力を入れてない!?
今でも沢山の人が入っているフレッツ光ですが…実は、最近のフレッツ光の口コミはかなり少なくなってきているんです。
なぜなのか…気になりませんか???
これは賛否両論の理由というわけではないのですが、「なぜフレッツ光の口コミ・評判が昔よりも少なくなってきているのか…」理由を解説します。
「光回線といえばフレッツ光!」と言われるくらい日本だったら誰もが知っているフレッツ光。全国的に加入者も増え、独占1位と言われる位シェアを広げ切っています。
ただ、最近では他回線がフレッツ光よりも安い金額で光回線を売るようになり…だんだん今のままでは売れなくなってきました。
「え?だったら同じように安くすれば?」って思うかもしれませんが、シェアを広げ切った今そんなに多くの加入者をゲットできるわけではありませんし…そもそも加入者が多いからこそ安くしてしまったら莫大の売上が落ちてしまうことになります。
例えば、1回線当たりの金額を500円安くしたとしましょう。
現在のフレッツ光の契約数は約1,000万件。1件500円安くしても、毎月50億は利益に違いが出てきてしますんですね。毎月50億…恐ろしい数字ですよね。
そもそもNTTが安売りをしているところを見たことがあるでしょうか?
NTTはその知名度を武器に「安心感」で売っているため、そもそも値下げをする会社ではありません。
そこで、NTTは”フレッツ光で使っているNTT回線を他の会社にレンタルして利益を上げる”ことに力をいれて更に利益を上げようと考えました。それが「光コラボレーション」です。
「フレッツ光」が積極的に新規営業をしないで、このような「光コラボレーション」に力をいれたことがフレッツ光に対する口コミ・評判が前よりも少なくなってきている決定的な理由なんです。
「光コラボレーションって?」
他会社がNTTの光回線を借りて売っている、プロバイダー料金と一体型の光回線。
例:ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光・So-net光・OCN光 等
悪すぎる!?ジャンル別の評判・口コミ
「フレッツ光」はまだまだ沢山の人に選ばれていて人気が高い光回線ですが、口コミ・評判を見るとかなり厳しい評価が書かれていたりします。
実際のところはどうなんでしょうか?
このパートでは、フレッツ光の口コミ・評判でよく見られる口コミを8ジャンルに分けて徹底的にまとめてみました。
1つ1つチェックして、契約したときに「そうだったの!?」とならないために参考にしてみてください♪
1.【料金】今では一番高い
聞いてた金額と違う!!
ネット料5,000円って聞いてたのになぜ一万円も請求がくるのだ…。
まず口コミ・評判で1番多い声が「他社と比べて料金が高い」ということです。
どれくらい高いのか、実際に光回線全体の利用料金の相場と比べてみると…
フレッツ光 |
光回線全体の相場 | |
---|---|---|
回線料金 | 5,000円 | 5,200円 |
プロバイダ料 | 1,100円 | 込み |
工事費 | 500円 | 無料 |
合計 | 6,600円 | 5,200円 |
フレッツ光(大手):OCNプロバイダー・2年割適用
上のように、フレッツ光のネット回線料は5,000円と一見安そうに見えますが、「プロバイダー料」と「工事費」が別でかかってくるので実際の料金は6,000円を超えてしまいます。
最近の光回線はプロバイダー料込みで5,200円が相場。さらに工事費は無料のキャンペーンを行っているところが多いため、かなり安くインターネットを始めることができます。
光回線はずっと支払い続けるものなので、年間にすると1万円以上も損し続けるのはかなりキツイですね…。
工事費に関して
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
新規工事費 | 18,000円 | 15,000円 |
フレッツ光を新規で申し込むと上記の工事費がかかります。
他社ではほとんどが「無料キャンペーン」を行っていますが、フレッツ光では終了してしまっていて、しっかりとかかってしまうのは難点です。
※既に「光コンセント」がある物件に住んでいる場合は工事が入らないこともあります。
2.【速度】プロバイダーによって変わる
ゲームのダウンロードに時間がかかる
友達は10分でダウンロードが終わったのに、自分は3時間もかかりました。アップデート当日にやりたかったのに残念すぎる。
夜だと遅い!!
フレッツ光にしたけど混雑する夜はめちゃくちゃ遅い。
口コミでもあるように、「速度が遅い」という口コミも多く見られます。しかし、この速度に関しては選ぶプロバイダーによって回線速度は変わってくるので一概に「フレッツ光=速度が遅い」とは言えません。
フレッツ光はマイナーなプロバイダーから大手プロバイダーまで沢山あるからこそ、数あるプロバイダーの中から快適な速度を出せるプロバイダーを見つけ出すのは至難の業!
マイナーで安くプロバイダーは、加入者が少なく混雑はしませんが予期せぬメンテナンスがあったり…速度の規制があったりと結果速度以前の問題があがってきます。
それに比べ大手プロバイダーは加入者が多く混雑するため、十分に満足のいく速度を出すことができません。
プロバイダーシェア率1位のOCNというプロバイダーも、混雑時に速度の制限をかける仕組みを導入しています。(参照:https://www.ocn.ne.jp/info/rules/qualityimprovement/)
毎日使うものだからこそ、ストレスを感じずに使いたいのに…遅い…速度によってイライラするのって本当に嫌ですよね。
3.【キャッシュバック】現在では0に…
キャッシュバックもなかった。
他の光回線は色々キャンペーンがあるのに、フレッツ光は一切なかった。
一切割引もないから損した気分。
キャッシュバックだけじゃなくてなんの割引もないとか最悪。
他回線だと、「開通したらキャッシュバック5万!」や「毎月1,000円割引!」など魅力的なキャンペーンをやっていることが多いんですが、フレッツ光には一切そのようなキャンペーンはありません。
ただ、昔からなかったわけではなく…フレッツ光も前までは加入者を増やすために沢山のキャンペーンを家電量販店や代理店とタッグを組んでやっていました。
しかし、
- すでに沢山のシェアがある
- キャンペーンを打ち出さなくても売れる知名度がある
こともあり、積極的に新規加入者を増やすキャンペーンをする必要がなくなったため現在では一切キャンペーンがなくなってしまいました。
やっぱり利用者側からすればどうせ開通するなら少しでもお得につなげることが出来る回線を選びたいので、キャンペーンがないのは本当に残念ですね。
4.【スマホ割引】対応してない
月額が高いくせにスマホとのセット割もないのか・・・。
フレッツ光にしようかなと思ったけど、なんだか高いしスマホのセット割もないみたいだからお得さ皆無。
大手キャリアの携帯使っている人は注意!
auやsoftbankやdocomo使っている人は、一切割引がないので覚悟したほうがよいかも!
最近では携帯キャリアとコラボレーションをして、契約すると「スマホ割引」が適用になる光回線が増えてきています。
有名な光回線で例を上げてみると、
- ドコモ光=docomo
- ソフトバンク光・NURO光=Softbank
- auひかり・ビックローブ光=au
となっています。(※一部の光回線だけ紹介してます)
しかし、「フレッツ光」には一切「スマホ割引」がありません。
フレッツ光の月額料金も他回線に比べて高い上にスマホ割引が一切ないので、毎月の固定費を節約したい人にはつらい環境になってしまいます。
光回線業界で「スマホ割引」が一切ないというのはカナリのデメリットといえるでしょう。
「フレッツ光もdocomoもNTTなのにスマホ割がないの?」
実は会社が別だからないんです!!
このようにdocomoは、”NTTドコモ”というNTTの子会社…フレッツ光はNTT東日本・西日本という子会社で運用しています。
だからフレッツ光のNTTとは同じのようで同じじゃないんです!
別の会社として運営しているのでコラボして割引もなければ、支払いも別々。しかもNTTドコモは”ドコモ光”という光回線を運営しています。
それも相まってフレッツ光×docomoのスマホ割がないんですね。
5.【支払い】2社からくる
支払うのを何回か忘れた。
フレッツ光の利用料とプロバイダー料金の請求書が分かれてくるから、どっちかの支払いが漏れてしまうときが多々ある。
請求書が別日に来るのをやめてほしい
同じ商品なんだから、ネット利用料金とプロバイダー料金の請求書がそれぞれ違う日に来るのはおかしい!!支払いをひとまとめにできれば楽なのに。
他回線を使うと支払いの請求書は1通届くのみですが、実はフレッツ光は請求書は下記の2社から届きます。
- ネット利用料金:NTT
- プロバイダー料金:それぞれのプロバイダー会社
同じ1つの商品にも関わらず、料金も支払い時期も別々…しかもこれを1つにまとめることは出来ません。
NTTとプロバイダーの請求書は支払い方法もそれぞれで指定します。ちなみに私はなぜかプロバイダー料金をクレジットで支払い…ネット利用料金はコンビニ払いだったのでカナリ面倒でした。
こういった支払い方法の調整や支払い時期が違うということも不便に感じる方も少なくはありません。
『支払いを忘れてネットが止まっちゃった!』っていう経験をした人もいるので月々の支払いは注意しておきましょう。
6.【問い合わせ】たらい回しに
たらい回しにされた挙げ句解決しなかった!!!
NTTのカスタマーセンターに電話したら「プロバイダーに電話してください」ってことだったからプロバイダーに電話したら「NTTに電話してください」って言われた。
質問1つに1日もかかるなんて・・・
安心出来るプロバイダーはやっぱりそれないの値段はする!だからといって安いのは無名だから心配すぎる。
口コミでもあるように、「問い合わせをしたらたらい回しにされた」という声はフレッツ光の中でもかなり多い声です。
これは…この記事でも何度かお伝えしているように「光回線の利用会社」と「プロバイダー会社」が別々だからです。
なので、実はフレッツ光に限ったことではなく…光回線を提供している会社とプロバイダー会社が別々の場合は必ず問い合わせが2窓口あり、たらい回しにされる可能性が高いです。
「2窓口あれば、どちらかに聞けば解決するんじゃないの?」と思うかもしれませんが、相談する内容によって回答する会社が違うからこそ「あっちに電話してください」「こちらでは回答することができません」等のモヤモヤが残る返答を貰うことが多いんです。
たらい回しにされると、「すぐに解決できない」というストレスもたまりますし…時間もかかって良いことなんてありませんね。
なにか問い合わせする場合は、そういったリスクもあることを覚えておくようにしましょう。
7.【違約金】違約金もWでかかる
フレッツ光とプロバイダーのどちらも違約金がかかった。
私が選んだプロバイダーは違約金がかかるタイプだったので結果的にフレッツ光の約1万円とプロバイダーの5,000円という結構高い違約金がかかった。
他回線はプロバイダーと一体型の光回線なので違約金は1つのみなのですが、フレッツ光は月額利用料だけじゃなく違約金もフレッツ光とプロバイダーの2つともかかります。
例えば、2年以内に戸建てタイプでプロバイダーがビッグローブのフレッツ光を解約した場合…
フレッツ光の違約金 | 9,500円 |
---|---|
プロバイダーの違約金 | 5,000円 |
合計 | 14,500円 |
他回線の違約金相場が7,500円~9,500円なのに対して、フレッツ光はプロバイダーと合わせて14,500円の違約金を払わなきゃいけないことになるんです。
プロバイダーの違約金がかからないことは本当にわずかなプロバイダーしかありません。
辞める時でさえも、光回線とプロバイダーが別々なことが大きくかかわってきてしまうんですね。
それでも尚フレッツ光に申し込む人はこんな人
7つのポイントに分けてフレッツ光の口コミ・評価についてまとめてみましたが、それでもフレッツ光に申し込む人や続けて使っている人がいるんです。
先ほどのポイントを見た後であれば最初に感じた時よりも『なんで?』と思う方も多いのではないでしょうか。
実はそういったデメリットがあったとしても、フレッツ光に申し込む人や続けている人には5種類にわけることができます。
どんな方がフレッツ光を選ぶのか、疑問に思う方は是非チェックしてみてください。
NTT=信頼感があると思っている人
「NTTは信頼できる~!」という思いでフレッツ光のお申し込みを決める人がほとんどです。
やっぱり光回線といえば、「フレッツ光!」と連想する人も多く…「フレッツ光にしとけば間違いないでしょ!」感があるのが今尚選ばれている最大の理由でしょう。
しかもそういった考えを持っている人は、他回線を使ったことがなければ他回線を調べて比較してもいません。
特にネットやパソコンが苦手な人にそういったケースは多いんじゃないでしょうか。
「光回線といえばフレッツ光!」…こういった”知名度の高さ”が圧倒的な信頼感を与えている1番のポイントになっているんです。
ただ単に変えるのがめんどくさい人
既にフレッツ光を契約している人が、どんなに他の光回線が良いって分かっていても契約し続ける理由の1つに「変えるのが面倒だから」というポイントがあります。
光回線に限らず、元々そんなに不自由なく使えているものに関しては「より良いものに変える」ってなっても重い腰があがりませんよね。ちなみに私もこのタイプでした。
- 「どの回線にしたらいいか分からない」
- 「他の回線に申し込むのが面倒」
- 「工事を再度しなきゃいけないのが面倒」
- 「解約のための電話をしなきゃいけないのが面倒」
といった点で、変えたくても変えない状況を作っているんです。
また、契約時に色々比較してフレッツ光にしているわけではないので…「フレッツ光よりも良い」って分かってもピンと来ていないことが多いんですよね。
こういった感情で未だにフレッツ光を利用している人は少なくありません。
そもそもフレッツ光しか入れない人?
他回線が関東のみ…東海のみ…という一部エリアのみでの提供だから「フレッツ光にしか入れないんだ!」と思ってフレッツ光を選ぶ人も多いです。
フレッツ光のメリットは、「とにかく提供エリアが広い」ということ。
全ての光回線の中でもダントツで提供されているエリアが広いからこそ、どこに住んでいても「フレッツ光」が提供エリア内なことが多いので、引っ越しするときに回線をいちいち変える必要や解約料を支払う必要はありませんし自然とフレッツ光が選ばれる状況になっているんです。
ただ、「フレッツ光」を契約できるエリアっていうことは同じ回線を使っている「光コラボ」系の光回線は入れます。
「光コラボ」の存在を知らないからこそ「フレッツ光」が選ばれるのかもしれませんが、エリアの関係で「フレッツ光」を選ぼうとしている方は「光コラボ」の光回線にも目を向けてみましょう。
マンションならメリットも!?
マンションやアパートのような更新月が決まっている賃貸に住んでいる人だったら「フレッツ光にしてメリットがある」ので選んでいるケースもあります。
マンションやアパートの人が光回線を選ぶ時に気になってくる1番のポイントが、
いつ引っ越すか分からないから違約金が不安
という点。引越しする予定がない人なら悩むところではありませんが、次の賃貸更新の時に引越しする可能性がある人は悩ましいポイントだと思います。
もし、光回線の契約期間中に引越しになって解約でもしたら”違約金”という余計な出費が出てしまいます。
通常違約金は1万前後かかるんですが、フレッツ光のマンションタイプであれば…1,500円!!他回線よりも安いからこそ、マンションやアパートに住んでいる人にとってはメリットになるんです。
こういった点も今尚フレッツ光が選ばれているポイントになっています。
法人にはメリットがある
フレッツ光だけのメリットとして、パソコン10台以上使えたり…電話番号を3つ以上持てると言った法人のためのメリットがあるため、法人でフレッツ光を使っている人は多いです。
法人版フレッツ光を知りたい方は、下記に詳しくまとめてみましたので参考にしてください♪
個人で使うためにこの記事を見た方は次のパートに進みましょう。
法人版フレッツ光
まずは、10回線以上繋いでも安定した回線が保てるということ。会社だと同時にネットを利用することが多いので、「ネットが読み込み中で仕事にならない」なんてことがあったら大変ですよね。
そういったことがないように10台以上のパソコンを繋げても安定した回線を保つことができます。
2つ目は、ひかり電話を使えば8チャネル32番号まで設定が可能!「チャネル」とは簡単にいうと…同時に通話出来る数なので8台の電話で同時に電話することが出来るということなんです!もちろん32個の電話番号を持つことができます。
しかもこのひかり電話…通常の固定電話よりも割安!!少しでも電話代を減らしたい中小企業には嬉しい価格設定になっています!
3つ目は、万が一トラブルがあっても24時間体制で出張修理をしてくれるサポートの充実さ!また、提供エリアがかなり広いので移転になった時や別拠点を各所で作った時にかなり開通が楽ということもメリットになっています。
こういった法人にとって大きなメリットがあるので、法人の光回線にフレッツ光が選ばれていることが多いんです!
人気光回線5社と比較
ここまでフレッツ光の口コミ・評判を見てきて「やっぱり自分には合わないかもな?」と思った方もいるんじゃないでしょうか。
だからと言って「他の光回線どこ選べばいいの?」って次の疑問がわいてきますよね。
ただ簡単にどの光回線があなたに合っているのか分かる方法があるんです!
それが、スマホのキャリアです。
現在あなたが使っているスマホのキャリアがなんなのか…それによってあなたが選ぶべき光回線が分かるんです。
各キャリアでのオススメ光回線をまとめてみました。
NURO光 | ドコモ光 | ソフトバンク光 | auひかり ビッグローブ光 |
|
---|---|---|---|---|
point! | 戸建てタイプなら最強! | docomoユーザーなら! | Softbankユーザーなら! | auユーザーなら! |
月額料金 戸建て/マンション |
4,743円 | 5,200円/4,000円 |
4,700円/3,800円 | auひかり:5,100円/3,800円 ビックローブ光:4,980円/3,980円 |
速度 戸建て/マンション |
2ギガ | 1ギガ/100 メガ |
1ギガ/100 メガ | 1ギガ/100 メガ |
キャッシュバック金額 | 45,000円 | 最大20,000円 | 33,000円 | auひかり:52,000円 ビックローブ光:25,000円 |
フレッツ光との比較を踏まえてそれぞれの光回線を解説していきますので、是非これから光回線を探す時の参考にしていただけたら嬉しいです♪
【戸建てなら迷わず】NURO光
戸建てに住んでいるなら選んで損はなし!
NURO光 | フレッツ光 | |
---|---|---|
料金 | 4,743円 | 6,100円 |
速度 | 2ギガ | 1ギガ |
スマホ割 | ソフトバンクスマホ1台につき△1,000円 | なし |
キャッシュバック | 45,000円 | なし |
対象 | 関東・関西・東海・北海道・九州の一部エリア | 全国 |
※フレッツ光:プロバイダーがOCNの場合(工事費含まない)
戸建てに住んでいるなら、どのスマホを使っていてもオススメなのが「NURO光」です。
NURO光は、Sonyの子会社であり人気プロバイダーの「So-net」が提供している光回線です。
NURO光の良さは、なんといっても回線速度が2ギガというカナリ速い速度…。
めちゃくちゃ速いのにも関わらず価格は光回線の相場以下というお得な料金体系で今人気No.1の光回線です♪
「速度にこだわりがある!」というマンションにお住いの方にもおすすめではありますが、他回線のマンションタイプの料金からすると1,000円弱割高なので…「安さ」を求めるなら別回線にするのがオススメです。
スマホ割はSoftbankユーザーに適用になるので…Softbankを使っていてマンションに住んでいる人は迷うことなくNURO光を選んでも良いんじゃないでしょうか。
ただ、NURO光の提供エリアはカナリ狭く【関東・関西・東海・北海道・九州の一部エリア】のみとなっています。エリアが限られているからこそ速い速度を提供出来ているんですが…もしエリア外という方はこれから紹介する別回線にしましょう!
【docomoユーザー】ドコモ光
速度を追及した大人気の光コラボレーション!
ドコモ光 | フレッツ光 | |
---|---|---|
料金 | ホーム:5,200円 マンション:4,000円 |
ホーム:6,100円 マンション:4,900円 |
速度 | ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
スマホ割 | ドコモスマホ1台につき△800円 | なし |
キャッシュバック | 最大20,000円 | なし |
対象 | 全国 | 全国 |
※フレッツ光:プロバイダーがOCNの場合(工事費含まない)
使っているスマホがdocomoの人にオススメな回線は『ドコモ光』のただ1つのみです。
ドコモ光は名前の通りNTTの子会社であるNTTドコモが運営している光コラボレーションです。
ドコモ光では安定した速度で人気の「GMOとくとくBB」をプロバイダーで選ぶようにしましょう。
ドコモ光では、今契約しているスマホのプランとドコモを契約している期間によって割引される金額が違います。
具体的に言うと、docomoを10年以上使っている方でベーシックパック5Gのプランを契約している人であれば、毎月1,400円(スマホ割800円+ずっとドコモ割600円)が割引されることになります。
このdocomoの人はドコモ光以外の光回線ではスマホ割が適用になりません。
なので他に選択肢はないんです!だからこそ選ぶのが他のキャリアに比べると楽ではありますね♪
詳しい割引金額が知りたい方はコチラの記事をチェックしてください!
【NURO光エリア外のSoftbankユーザー】ソフトバンク光
NURO光がエリア外だった場合の救世主!
ソフトバンク光 | フレッツ光 | |
---|---|---|
料金 | ホーム:4,700円 マンション:3,800円 |
ホーム:6,100円 マンション:4,900円 |
速度 | ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
スマホ割 | ソフトバンクスマホ1台につき△1,000円 | なし |
キャッシュバック | 33,000円 | なし |
対象 | 全国 | 全国 |
※フレッツ光:プロバイダーがOCNの場合(工事費含まない)
もしSoftbankユーザーの方で「NURO光がエリア外で入れない…」という方は、スマホがSoftbankの人は”ソフトバンク光”を選ぶようにしましょう!
ソフトバンク光もNURO光同様スマホ割(毎月1人1,000円)が適用になります。(例:家族4人全員がSoftbankだった場合4,000円安くなる。)
ソフトバンク光は、光コラボレーションなので提供エリアは全国とフレッツ光と同じ!だからどの地域でも問題なく契約することができるでしょう!
それでも「どっちがいいかな?」と迷っている人は、下の記事からそれぞれの回線の詳しい内容をチェックして検討しましょう!
【auユーザー】auひかりorビックローブ光
キャッシュバックがめちゃくちゃお得!
auひかり | フレッツ光 | |
---|---|---|
料金 | ホーム:5,100円 マンション:3,800円 |
ホーム:6,100円 マンション:4,900円 |
速度 | ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
スマホ割 | auスマホ1台につき△1,410円(5ギガの場合) | なし |
キャッシュバック | ホーム:52,000円 マンション:47,000円 |
なし |
対象 | 関西・東海はエリア外 | 全国 |
※auひかり:1年目の場合
※フレッツ光:プロバイダーがOCNの場合(工事費含まない)
スマホがauの人で”auひかり”のエリア内の方は、価格も安く回線速度も安定する『auひかり』を選ぶようにしましょう。
auひかりがエリア外だった方の救世主!
ビックローブ光 | フレッツ光 | |
---|---|---|
料金 | ホーム:4,980円 マンション:3,980円 |
ホーム:6,100円 マンション:4,900円 |
速度 | ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
ホーム:1ギガ マンション:100メガ |
スマホ割 | auスマホ1台につき△1,410円(5ギガの場合) | なし |
キャッシュバック | 25,000円 | なし |
対象 | 全国 | 全国 |
※フレッツ光:プロバイダーがOCNの場合(工事費含まない)
住んでいるところが「auひかり」のエリア外だった場合は光コラボの「ビックローブ光」を選びます。
どちらの光回線も『auスマートバリュー』というスマホ割の恩恵を受けれるようになります。スマホのプランにもよりますが、1台当たり1,500円前後安くなるのでカナリお得です♪
まとめ
今と昔ではだいぶ評価に変動がある『フレッツ光』。
今ではネットやパソコンに詳しくない人がフレッツ光の知名度に惹かれて契約することが多いです。
ただ、「知名度だけ」でフレッツ光を契約するのはとってもリスキー。
- 他社と料金がすごく高いこと
- プロバイダーによって速度が劇的に変わること
- キャッシュバックなどのキャンペーンが一切ないこと
- スマホ割引がないこと
- 支払いが2つで面倒なこと
- 問い合わせ窓口が2つあってたらい回しにされる可能性があること
- 違約金がダブルであること
の7つの他社との違いがあるからです。
ただ、デメリットだけではなくメリットももちろんあります。特にメリットに感じるのは、「引っ越すかもしれないマンション・アパートに住んでいる方」です。
フレッツ光は、マンションタイプの違約金が他光回線に比べて劇的に安く…その額「1,500円」。
「もしかしたら1年後引っ越してしまうかも…」と不安な方にはオススメの光回線といえるでしょう。
口コミ・評価を通じて「フレッツ光よりも他の光回線を選びたい」「じゃぁどの光回線選べばいいの!?」と疑問に思う方も多いと思います。
そういった場合は、基本的にスマホ割があるところで選ぶようにします。現在人気の光回線であなたにオススメをまとめると…
- 戸建てタイプ:NURO光
- docomoユーザーの人:ドコモ光
- NURO光がエリア外のSoftbankユーザーの人:ソフトバンク光
- auユーザーの人:auひかり
- auひかりがエリア外のauユーザーの人:ビックローブ光
特にNURO光は、Softbankのスマホ割引しか適用になりませんが「速度にこだわりがある!」という方にはスマホのキャリア問わず選ばれている人気回線です。
少しでも「フレッツ光で大丈夫かな?」と感じたときはこの5つの中から検討してみるようにしましょう♪
月6,000円は高すぎる
auひかりに乗り換えて分かったんだけどフレッツ光って高かったんだな。毎月2,000円も安くなった