2018年4 月から、「auひかり」で提供を開始した「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」。
発表当時は、”世界最速”の回線速度と呼ばれ注目を集めました。
今までの「auひかり」のホームタイプや他回線の高速と言われる回線速度が「1ギガ」。
その5倍…10倍…の速さが出る光回線が出るなんて、本当に驚きですよね。
そんな桁違いの速さだからこそ、
- 「実際使ってみて違いはあるの?」
- 「一般家庭にその速度必要なの?」
- 「メリットデメリットはあるの?」
と、未知の速さへの疑問は色々出てきますよね。
ネットを検索すると、この「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」に関する記事が沢山書かれていてすごくわかりやすいのですが…
「色々検索するより一箇所でまとめ記事をみたい!」
と感じたため、同じ思いを持った方がいるのではないかと私がまとめ記事をつくることにしました♪
今回は、10ギガ・5ギガについて…口コミや評判…そしてメリットデメリットなどSNSや他サイトで書かれているものをまとめてみましたので是非参考にして、「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」はあなたに合っているプランなのかを検討してみてください!
目次
通常のホームタイプの違いは?
通常のホームタイプに比べて、「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」にはどんな違いがあるのでしょうか。
「速さ」というのはもちろんなのでご紹介しませんが、その他にも
- 料金
- 無線LAN
- エリア
- プロバイダー
- 周辺機器
の5点で違いがあります。
このパートでは、口コミや評判をご紹介する前に「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」がどういったサービスなのかを簡単にご紹介していきます。
料金:5ギガは変わらない・10ギガは780円高い
まず、料金についてです。
「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」は、「ご利用開始時から3年間」は500円割引…auひかり電話とauスマホを利用している方なら4年以降も500円割引でご利用できるサービスになっています。
500円割引適用をすると、
合計(ネット+電話) | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目以降 |
---|---|---|---|---|
ホームX(10ギガ) | 6,380円 | 6,280円 | 6,180円 | 6,180円 |
ホームV(5ギガ) | 5,600円 | 5,500円 | 5,400円 | 5,400円 |
通常(1ギガ) | 5,600円 | 5,500円 | 5,400円 | 5,400円 |
といったように、「auひかりホームV(5ギガ)」は通常料金と変わらず…「auひかりホームX(10ギガ)」は通常料金+780円で利用ができます。
こうみるとカナリお得ですよね。
auスマホを使っていないと、この価格は4年以降+500円高くなるのでそこだけは注意が必要です。
ただ、auひかりの10ギガ・5ギガを使いたいのであれば他キャリアからauに変更したほうが今後のことを考えてかなりお得なので、このプランにしたい方はほぼ全員auキャリアに乗り換えをしています。
ひとつの選択肢として検討してみても良いでしょう♪
ちなみに、12カ月以内に10ギガ・5ギガを解除したい場合は、解除料が2,500円かかりますので念のため覚えておきましょう!
無線LAN:通常のホームタイプよりも速い
「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」は、最先端の無線LANが利用できるプランになっています。
「最先端の無線LAN!?」
と何がどう最先端なのか分からないですよね。
簡単に言うと、世界的に一番速いといわれている無線回線を搭載したホームゲートウェイ(ネットを使う上で重要になる周辺機器)を使うので今まで以上に速い回線速度を出すことができるのです。
ちなみに、その無線回線は「IEEE802.11ax」と呼ばれるもので…世界的にも大注目の最先端無線回線です。
「通常のホームタイプとどのくらい違うの?」
と思う方もいるので、比較を簡単にしてみると…
- 通常のホームタイプ:最大450メガ
- ホームX・Vタイプ:最大2.4ギガ
と約5倍の速さ!
無線LANだと、動画読み込みが遅い…ネットサーフィンが不便…ゲームでオンラインに不具合が起きる…といった支障がでていたものが、高速無線LANのおかげで解消されます。
「無線LANでも速さを求めたい!」という方にはかなり満足度の高いポイントとなっています♪
エリア:ホームタイプのエリアより更に狭い
通常の「auひかり」ホームタイプは、「近畿地方」・「東海地方」・「沖縄県」以外のエリアはほぼサービス提供があるエリアになっていますが、「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」は通常のエリアとは違います。
「auひかりホームX・V」の場合、現在はまだ東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部でしかサービス提供を行っていません。
なので、入りたくても入れない世帯のほうがまだまだ多いのが現状です。
自分の住んでいるエリアが「auひかりホームX・V」の提供エリア内なのかを調べるためには、下記のURLに飛んで郵便番号を入れて検索。
検索結果に5ギガ・10ギガの表示があれば、提供エリア内ということになります。
https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/zipcode
もちろん、ホームタイプのみなので…提供エリア内かつ戸建てと3階以下の集合住宅に住んでいる方しかこのサービスは受けられません。
auひかりホームX10ギガの提供が始まった。こちら川越でも早速申請しようとしたのですが残念、提供エリア外でした(;´Д`) 価格差も千円弱なので提供エリアになり次第利用しようと思います https://t.co/Zt6eJACf98
— こあら (@508SWG) 2018年3月3日
このように提供エリア内が狭いからこそ、入りたくても入れない状況の方々が多く…通常の「auひかり」ホームタイプで我慢している方も多いようです。
プロバイダー:4社から選ぶ
「auひかり」ホームタイプは、プロバイダーは定番7社から選ぶことができますが…「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」は4社のみ。
ただでさえ「auひかり」はプロバイダーの選択肢が狭いといわれているのにも関わらず、更に少ない4社に限られているのです。
ただ、逆を言えば「だからこそプロバイダー選びで悩まない!」と思ってください。
「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」で選べるプロバイダーは、
- @nifty(ニフティ)
- au one net
- BIGLOBE(ビックローブ)
- So-net(ソネット)
の4社。
以前、プロバイダー選びの記事でも書きましたが…この中で高額キャッシュバックキャンペーンあったりサービスが安定していてオススメなのは…
- BIGLOBE(ビックローブ)
- So-net(ソネット)
になります。
この2つは全国のプロバイダー加入者数でも3位と4位になっているプロバイダーなので、情報も多く安心して契約できるプロバイダーと言えるでしょう。(1位と2位はauひかりのプロバイダーに入っていない)
現在、「auひかり」のホームタイプを使っている方で「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」にしたい方は上の4社のプロバイダーなのであれば、プロバイダーに連絡をすればすぐに変更をすることができますよ♪(その他のプロバイダーの場合は解約後に再度契約が必要)
先ほどのオススメのプロバイダーについてサラッと説明しましたが、もっと詳しく知りたい方は是非下の記事をご覧ください。
【プロバイダーの記事について】
周辺機器:通常のホームタイプと違うホームゲートウェイ
「周辺機器は通常と同じなの?」
と思う方も多いと思いますが、実は通常ホームタイプとホームX・Vでは周辺機器が違います。
なので、もし現在「auひかり」のホームタイプを契約している方で、XやVに変更する場合は周辺機器を交換する必要があります。
従来のホームゲートウェイに比べて一回り程大きいホームゲートウェイを使用することになるだけで、設定の方法や接続方法は変わりありません。
新ホームゲートウェイには、先ほど紹介した最新技術である無線LAN「Draft IEEE802.11ax」も搭載されていますので、これに変更することによって有線では10ギガもしくは5ギガ。無線では2.4ギガの最大速度を出すことが可能になります。
実際契約した方の口コミ・評判
「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」が通常ホームタイプとどう違うのかが分かったところで、やっぱり気になるのは…
「結局のところどうなの?」
「使った人はどう思ってるの?」
といった、実際に契約した方の声だと思います。
このパートでは、実際に契約した方が…「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」についてどういった印象を持ったのかについていくつか口コミを紹介していきます。
気になる口コミを紹介しますので、是非契約する際の参考にしてみてください!
5ギガの場合
まず、「auひかりホームV(5ギガ)」の口コミを見ていきましょう。
現在ホームタイプと同じ価格の5ギガが、ホームタイプとどのくらい違うのかという評価を中心にご紹介していきます。
料金変わらないんでauひかりホーム1ギガから5ギガに変えました! 速度めっちゃ速くなりました。上から3段とそれ以外(1ギガ)を比較すると実測値が速くなっているのがわかります。下りで386Mbps出たのには驚きました!ONUとホームゲートウェイが最新のものに交換となりました。 pic.twitter.com/JEWR5Pun8s
— すまふーみん (@smafuumin) 2018年10月23日
この方は1ギガから5ギガに変更した方のようです。画像を見ると速さの違いが確かにあるのが分かります。
動画を見るときや、ネットサーフィンをするときは下り速度が重要視されるのですが…下りの速度が格段に上がったことがこれを見て分かりますよね。
5倍とはいきませんが、約4倍は1ギガの時に比べて実測が速くなっています。環境によっても違いますが…とっても感動的な速さですね。
続いて、
今回のauひかり、料金同じで5ギガ契約。
ってなことで、PCにインターフェイス追加で、
ついに夢のギガ越えなのだ!!#auひかり #5ギガ #爆速 #光回線 #高速 #ギガ超え #iphone #スマートバリュー pic.twitter.com/mGl8z7cuo5— 景家 淳 (@jkageie) 2018年8月16日
この方も1ギガから5ギガに契約変更した方のようですね。
PCのスペックをアップデートしたことにより、先ほどの方よりも速さが格段とアップしています。
『ギガ超えの速さが出るって本当にあるんだ…』と私もビックリです。
PCスペックをアップデートすることが、更に速度を速くする秘訣のようですね!
色々口コミを見た中で、ギガ超えをしていない方の典型的な理由がLANの差し込み口が5ギガ以上の対応になっていないこと。
なので、契約した後に「あれ?思ったよりも速度がでない…」と思った時は…PCのLAN差込口のスペックを変えてあげるのが良いみたいです。
「それってどこ?」という方に画像を用意しました♪
これですね。
私も知らなかったのですが、この差し込み口…正式に言うとそれから通って処理するネットカードというものも10ギガ対応(5ギガ対応という中途半端なものがあまりないため)にしないと爆速的な速さが出ないということが分かりました。
その部分を変えると…
月々の支払いは変わらず使えるとのことで、auひかりを1GB→5GBに変更しました。
NICも10GBase-T対応の玄人志向のGbEX-PCIEに買い替え。(ASUSのXG-C100Cは入荷待ち)画像は変更前と変更後の計測結果です。
auのスピードチェックでは速度出るのわかってたけど、Speedtestのサイトでも速度出るのは驚いた pic.twitter.com/HmtFYHsyF7— ヒロ(゚∀゚)ノ (@best_zakuro) 2018年4月10日
この方のようにかなり速い速度がでるようですね。
万が一速度が出なかった場合は…
- LANケーブル(ノートバソコンの場合はLANカード)
- LAN差込口+ネットカード
この順に調べて変更するようにしましょう。
対応速度がPCスペックに備わっているかということが重要なんです。
10ギガの場合
続いて、「auひかりホームX(10ギガ)」の口コミを見ていきましょう。
ここでは、有線・無線・その他気になる口コミの3つを紹介していきます。
まずは、
auひかりホームⅩ(超ひかり)に変えた
220.78Mbps→1293.83Mbps
爆速www違約金どうこう言われてるけど、引っ越す気もKDDI回線から変える気もないので問題無いです。
アップロード速度も後で検証する pic.twitter.com/co3ykdNTJM
— ゆにば (@univ777) 2018年3月18日
こちらの方も、10ギガに変更してからカナリ速い速度に感動しているようですね!
たしかに、違約金や撤去費用の面でデメリットと思っている方も多いですが…ホームタイプということは戸建ての方が多く…引越しするのなんて滅多にないことだっと思います。
一般的に動画を見る際や何かをダウンロードするときに使う下りの速度が1ギガ(1000メガ)以上行っていればどんなコンテンツもサクサクとストレスなく楽しめることでしょう。
この方の場合は10ギガに変える前でも220メガ出ているのでそんなに遅かったわけではありません。
しかし、同じ環境下でネットを使う方が多ければ多いほど、この速度って落ちてしまうので…住んでいる人が沢山のデバイスを用いてネットを使う方(ゲーム・スマホ・タブレット・PC…等)であれば速度を分け合うので元々の回線速度は速ければ速いほど良いでしょう。
無線(Wi-fi)での速度はどうなのでしょうか?
こちらも口コミを探すと…
auひかり10Gのルータ等届いたので、早速、VAIO(Wi-Fi)の回線速度をチェック。
無線でこの速度はすげえ…… pic.twitter.com/jiPbnVfRt7— 蘭 ネリネ (@nerine_lycoris_) 2018年6月1日
無線でもかなりの速さにが出るようで、感動の声が多数!
この方が投稿されている画像的にノートパソコンで速度チェックをしているようですが、LANカードというWi-fiに繋げるための機器を10ギガ対応のものにすると更に速くなる可能性は多いにあります。
やっぱり5ギガでもお話ししましたが…10ギガの速さを実感するためには、使うデバイスのスペックも重要なのです。
スペックがマッチすれば…
auひかり 10ギガの速度測定。いいよね「10Gbps」の響き…。
パフォーマンスの発揮には、コストと住環境の制約が厳しく(特に通線工事)て万人向けではないとも思います。 pic.twitter.com/JdsDweLbML— まにまに (@kitten_manis) 2018年7月19日
この方のように驚きの速さを出すことができるでしょう。
ただ、この方も言ってますが…コスト的に万人向けではないことは確かです。
プロゲーマーの方やネットをめちゃくちゃ使う必要がある方…一緒に住んでいる人が色々なデバイスを使う方じゃなければ…10ギガではなく通常のホームタイプや5ギガで十分かもしれませんね。
続いては…よく10ギガや5ギガの話の中であがる質問や疑問を徹底的に解明していきたいと思います。
様々なサイトの記事やSNSでの口コミを一緒に紹介しておりますので、合わせてチェックしてみてください♪
よくある質問・疑問を徹底調査
口コミや評価をみたら、通常のホームタイプよりも速くなって使いやすいということは分かったかと思いますが、まだまだ疑問点は沢山ありますよね。
- 「結局実測はどうなの?」
- 「マンションでは使えないの?」
- 「エリア拡大はあるの?」
- 「そもそもこの速さって必要なの?」
といった素朴な疑問は絶えません。
このパートでは、よくある質問や疑問を様々な記事や口コミでの意見等を参考に解決していきます!
他記事での書かれている内容をまとめていますので、
「色々見なきゃいけなくて面倒!」
って思っている方は是非こちらを参考にしてください♪
実測はどのくらい速さがでるの?
既にご存知の方もいると思いますが、回線速度が5ギガ…10ギガ…と言っても必ずしもその速度が出るわけではありません。
プロバイダーやその時の環境…そして時間帯によっても速度が変わってくるのがネット回線です。
このシステムはすべての光回線に言えることで…『ベストエフォート型』と呼ばれています。
『完全に条件が揃えば出る速度』を表しているということですね。
ベストエフォートとは、各種通信サービスにおいて、その場の状況や状態によって提供される通信速度や品質などの性能が変化するようなサービス形態のことをいう。速度の保証やコントロールを行わないため、回線の混雑などで通信速度が遅くなってしまうことがある。
— ネットワークスペシャリスト 覚えられないことまとめ (@plziw123456789) 2018年11月20日
他サイトでもSNSでもこのように説明されています。
実際にどの回線会社も『ベストエフォート型』と言っていることから…
18時を過ぎた途端繋がらなくなる我がポケファイ。ほんと、毎月定額料金無駄金だな〜と感じてしまう。ベストエフォート型とかクソの言い訳だぜ。と言いつつ、明日開通する予定の固定回線もクソだったらどうしよう。
— 井浦惇 (@jjunjanjon) 2018年11月19日
ベストエフォート型回線とか言ったっていくらなんでも限度ってもんがあるでしょこれ~~~~~~~
— くっしー (@feriaEX) 2018年11月11日
と、思い通りのスピードが出てなくてガッカリする人は多数です。
『ベストエフォート型』と言われ、ネットがスムーズに使えないのはもちろんかなりのストレスだと思います。
しかし、『auひかり』の5ギガ・10ギガはそのような不満の声はめったに見ません。
では実際にどのくらいの速度がでるのか…口コミ・評判パートを見たらだいたいは分かるかと思いますが…
3/1に10Gに切り替えたauひかりの実測値です。とりあえずそれぞれ一番早い鯖で下り2.7Gbps/上り2.6Gbpsといったところですね。 pic.twitter.com/BNG0wq7znF
— FullFullFullMoon@10G回線 (@FulFulFulMoon) 2018年3月6日
このように、2ギガ以上の速度が出ていたり…
某大学のネットワークとauひかりの10ギガ
実測6Gbps程度速度出てるし
これからネットワーク実証実験するのにも使えそうだなー— SSSS.DENPA893MAN🌓 (@denpa893) 2018年3月29日
中にはこの方のように6ギガの速度が出たという声もあります。
なので、通常のホームタイプ(1ギガ)に比べるとかなり速いのが分かりますね。
しかし、めちゃくちゃ速いと思っても…
ネット回線を『auひかりホーム10ギガ』に変えた。
無線LANなので10Gbpsってワケには行かないのはもちろん、11axに対応してる子機が無い(随分探したんだけど)ので『宝の持ち腐れ』的ではあるが(笑)、それでもスピードチェックすると今まで(1ギガ)の数倍!…なのだが、実感がない ( ̄д ̄)— Tosh@かはづ庵 (@Tosh99H) 2018年6月5日
この方のように、「実感がない!」と思う方は少なくありません。
それもそのはず…
実際に1人で回線を使っている方はよっぽど多くのデータをダウンロードしないと速さを実感できません。
なぜなら、一般的に使っているコンテンツはそんなに速度が必要なものが少ないからです。
よく使われるコンテンツを例に出して必要回線速度を説明すると…
コンテンツ | 必要回線速度 |
---|---|
メール・ネットサーフィン・SNS | 10メガバイト |
youtube・動画や配信サイトの視聴 | 20メガバイト |
大きなサイズのファイルをダウンロード・オンラインゲーム | 100メガバイト |
実は100メガ出ていれば、ある程度のコンテンツを楽しむことが出来ちゃうんですね。
もちろんこのようなコンテンツを同時に使えば、これよりも速さが必要にはなりますが…同時に必要をしない限りあまり速さの実感はないかもしれません。
ただ、時間帯によって「遅いなぁ」と感じいた方は、高速回線に変えることによって解消されることは間違いないでしょう。
「じゃぁ速さで悩むことはないんだ!」
というとそういうことではありません。
例えば…
==KDDI スピードCheck [2018/04/09 22:33:39] ==
ご利用サービス:auひかり ホーム10ギガ
プロバイダ:So-net
接続方法:有線LAN(ケーブル接続)
測定地域:〒***-****
測定サーバ:東京11 サーバ下り速度:501.29Mbps
上り速度:1.04Gbpshttps://t.co/zB5lwLXssV
う~ん 何か遅い原因があるのかな— ムサシノ (@tezuya) 2018年4月9日
この方のようにそもそも実測値に満足していない方も多いです。
ではこういった高速が出ない方にどんな理由があるのか…気になりますよね。
続いてのパートでは、速い速度を出すために必要なものをご紹介していきます。
現状のスペックで、10ギガや5ギガを繋げても「速さが出ない!」という方は多いので、是非失敗しないためにも覚えておきましょう。
契約する際に必要なものはあるの?
先ほど、「速さがなぜかでない!」と遅い原因が分からない…という口コミがありました。
原因は色々あるのですが、実は主な理由が1つあります。
それは、
- デバイスや周辺機器のスペック不足
です。
デバイスとは、パソコンやスマホなどのネットを接続する機器のこと。その他周辺機器は、ネットとデバイスを繋げるためのアイテムとなります。
新居はauひかりの10ギガなんてものを契約してみたわけなんですが、機器の方が対応してないのでスペックいかせまてん。
— テン@べーやん@beyang (@tkgerge10) 2018年5月12日
この方のようにデバイスや周辺機器のスペックが足りてないだけで、10ギガや5ギガの速度が活かせないことは必ずあります。
「じゃぁ、なにが必要なの?」って思いますよね。
他の記事や専門家の話を聞くと…
- 10ギガ対応のHUB
- 10ギガ対応のLANボード
- 10ギガ対応のLANケーブル
の3つが必要という意見が多くみられます。
5ギガ・10ギガの光回線を活かすためにはHUB・LANボード・LANケーブルをその速度対応にしなければならないということですね。
ただ、HUBは10ギガしたいパソコンが1台だったら必要ないみたいです。(逆を言えば2台以上だったら必要)
LANボード・LANケーブルは必須なのでこちらも覚えておきましょう。
ちなみに10G対応HUBというのが…
10G対応LANボードというのが…
10ギガ対応のLANケーブルは…
こちらです。
LANケーブルは「カテゴリー」という種類で対応の速さが変わりますので購入時に注意しましょう。
10ギガ対応のカテゴリーは6eとカテゴリー7。
オンラインゲームのように、リアルタイムで通信を行って遅延を少なくしたいという方はカテゴリー7のケーブルを購入しましょう。
よく「LANケーブルはどれも同じ!」と思って流用してしまう方がいますが…それが低速の原因なことが結構あります。
こういったデバイス・周辺機器がしっかり揃えることができれば…
auひかり10Gにして、10G対応のネットワークアダプタ届いたから試してみた。結果、ping 2msで下り2Gbps 上り5Gbps出てるんで満足感。問題はこのムダに高速な回線速度が必要な場面が思いつかないぐらいか。 pic.twitter.com/46f3CvpSCY
— のんじ (@NONNONG) 2018年3月8日
このように、高速を体感できるようになるのです。
以上の3つのスペックを揃えておかないで、ネット契約をしたとしても速度は思い通りにでません。
「速度がでない!」とならないように必ずこの3つのアイテムは契約前にチェックしておきましょう。
マンションでは使えないの?
『「auひかりホームX(10ギガ)」や「auひかりホームV(5ギガ)」を使いたいけど、マンションでは使えないの?』と疑問に思う方も多いです。
結論としては…使えません。
「じゃぁ諦めなきゃいけないの?」
というと、もちろん10ギガ・5ギガは諦めなくてはいけませんが…とあるマンションでも高速回線が使える場合があります。
それが、『auひかりマンションギガ』というプランです。
auのマンションタイプは通常100メガですが…この「auひかりマンションギガ」というプランであれば1ギガの速度を利用することができます。
ただ、このマンションギガが対応している場所もかなり限られてきますので注意が必要です。
また、アパートで3階以下の場合はホームタイプを使えますので…お住まいが3階以下の集合住宅だった場合はホームタイプを利用するようにしましょう。
それでも、「マンションで高速回線を使いたい!」という方はNURO光のエリアかどうかを確認すると良いでしょう。
NURO光は、「auひかり」の10ギガ・5ギガには劣りますが…それでも2ギガの速さを出すことが出来…他の記事でもたびたびオススメ回線としてあがってくる光回線です。
私も高速回線であれば、NURO光をオススメします。
また、最近ではNURO光でも10ギガ・6ギガという速度回線が登場しましたし、そもそもが2ギガと速い速度を誇っています。
そして、マンションタイプにもその速さが適用できる貴重な光回線です。
NURO光については、このパートの一番最後に書いてますので…そちらをチェックしてみてください♪
これから5ギガ・10ギガが使える環境が増えてくるの?
先ほどのマンションについてもそうですが…
「5ギガ・10ギガを使える環境って増えないの?」って思いますよね。
エリアが広がれば、今「auひかり」を契約している人もそのまま超高速回線に移行できて楽ですし、嬉しいですよね…。
auひかりマンション10ギガ、というのを作って欲しいね
— りおりおすと (@rioriost) 2018年10月13日
SNS上でも、このようにマンションで10ギガを作ってほしいという声や…
auひかり10ギガに乗り換えたいけどまだエリア外_( _´ω`)_
HOT軍にジェムの雨!!!!ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/
— はれるひ@HITでHOT (@sunsun_hit) 2018年5月18日
このように、乗り換えを待っている方も沢山いるようです。
では「エリア拡大予定はあるのか…」というと…現在公式サイトでも様々な記事でもそのような予定が告知されてないことから…当分の間はエリア拡大はないでしょう。
というのも、「auひかり」の関東エリア以外の回線サービスの形態がNTTの回線を借りているんです。
今は「auひかり」が独自でつないでいる回線部分が高速化になっていますが…NTTの回線を借りているエリアでのエリア拡大は非常に難しいといわれています。
しかし!!!!!!!
いつの間にかauひかりの10ギガの対象エリアになっていたので申し込んでみた。
— 44l6 (@44l6) 2018年6月13日
auひかり ホーム10ギガ、いつのまにかうちにもエリア拡大きてた
— BalalaikaP(ばららいか) (@BalalaikaP) 2018年8月13日
いつのまにか実家がauひかり10ギガの提供エリアになってる
— えばらす@Nextあんこう祭! (@everlastin_m) 2018年8月8日
といったように…SNSを調べていると、
「いつの間にか」エリアが拡大している!なんてことも。
ただよくよく調べてみると…現在の提供エリアである東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の方ばかりだったので…その中でエリア拡大をしているということになります。
他の県の方は…まだまだエリア拡大については期待できないと思ったほうが良いようです。
5ギガ・10ギガって必要なの?
先ほど実測の時にも出したこちらの口コミ…
auひかり10Gにして、10G対応のネットワークアダプタ届いたから試してみた。結果、ping 2msで下り2Gbps 上り5Gbps出てるんで満足感。問題はこのムダに高速な回線速度が必要な場面が思いつかないぐらいか。 pic.twitter.com/46f3CvpSCY
— のんじ (@NONNONG) 2018年3月8日
この口コミにもある通り…
「こんな高速な回線速度を用いて、必要な場面ってあるの?」と思う方も多いと思います。
結論としては…「普段動画を見るだけ…ネットサーフィンをするだけ…の人は必要なし」です。
ではどんな方に5ギガや10ギガがオススメかというと…
- プロゲーマー(ゲーミングハウスで複数のゲーマーとハウスシェアしているなら尚更)
- 容量の大きいファイル大量にダウンロード・アップロードする方
- とにかく小さな遅延もなく通信速度を出したい方・こだわりたい方
にオススメです。
また、家族が沢山いて…みんなネットを使う方や、ネットヘビーユーザーの人たちとルームシェアをしている方などは、回線を分けて使うためどうしても通常の1ギガ回線だと遅くなってしまったりデメリットばかり…。
そんな環境であれば…5ギガや10ギガは驚くほど力を発揮して、どんなに多くのデバイスを繋げてもストレスなくネットを楽しむことができます。
今一度、契約する前には「自分にこの速度が必要なのか?」と考えて必要と感じたら契約を試みるのが良いでしょう♪
エリア外の場合、他のオススメな高速光回線は?
ちなみに、先ほど「マンション」でのパートと「エリア拡大」のパートでエリア外について触れましたが…
「エリア外でも高速回線を使いたい!」
という方は少なくありません。
そんな方にオススメなのが…NURO光です。
NURO光には、10ギガ・6ギガの高速回線がありますが…実はそのエリアもauひかりとほぼ変わらず…
現段階では、関東の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県となっています。
「ダメじゃん…」
と思った方…諦めてはいけません!
実は、通常のNURO光プランであれば…auひかりの2倍の速度である2ギガが提供されています。
今すぐにでもauひかり1ギガよりも速い速度を…と思っている方はこちらに乗り換えるのがベストといえます。
ちなみに提供エリアは…
東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城
愛知・岐阜・静岡・三重
大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫
福岡・佐賀
北海道
と、auひかりが提供していない近畿・東海・北海道・九州の一部のエリアにも提供していたりします。
また、auひかりでは100メガしかでないマンションも2ギガ対応にできるということで…かなり速度UPが期待できる光回線となっています。
うちのマンションにNURO光が導入できるようになったと聞いて早速契約してみたんだけど、どう見ても爆速です本当にありがとうございましたwww pic.twitter.com/aCrhZRb9KD
— ✨なつき(Natsuki Music)✨ 11/24(土)寝フェス出演@ゼロムス鯖 (@NatsuMusic_ff14) 2018年6月5日
このように、速さに感動している口コミも沢山見受けられます。
すぐにでも高速回線にしたいという方は、下記からまずNURO光の提供エリア内かチェックしてみましょう♪
回線速度を活かすためにはPCのスペックも重要
ここまで紹介してきましたが、「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」がどれだけすごい回線プランなのかお分かりいただけたでしょうか?
最先端の技術がかなり入っているからこそ、今までにない回線速度を出すことができるのですが…だからこそこの回線速度を活かすためには「お使いのデバイス(主にPC)のスペック」もかなり重要になってきます。
既にお使いのパソコンが高性能のパソコンであれば良いのですが、
- 「あまりこだわりなく買った」という方
- 「結構昔に買った」という方
であれば…回線速度を活かしきることができません。
高速回線を活かすためには、それだけの処理能力の優れたスペックのパソコンを使う必要があるので、PCの中にある機器の交換やそもそものPCを買い替えることが必要になってきます。
その他にも、回線速度を活かすためのアイテムとして
- LANカード
- LANハブ
- LANケーブル
の交換は必要不可欠になってきます。
LANカードは、主にノートパソコンにくっつける無線LANを受信するためのカードです。
そのLANカードを、10ギガに対応したものに交換すること。
LANハブは、LANケーブルを差し込むところです。
こちらも10ギガ対応に変更する必要があります。
最後に…LANケーブルは直接パソコンにさす有線のことですが…それも10ギガ対応の「カテゴリ7」以上にする必要があります。
こういった知識がないまま使っていても十分な速さを実感することなく…
「え?本当に高速回線なの??」
と不満を抱くことになるので注意が必要です。
「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」を契約する時は、LANカード・LANハブ・LANケーブルは必ず買い替えるようにしましょうね!
まとめ
今回は、「auひかり」から2018年4月からサービス提供された「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」の口コミや評価など様々な情報をまとめた記事でしたがいかがでしたでしょうか?
今までの1ギガでも「速いなぁ~」と感じていたのですが、5ギガ・10ギガとなると…まさに未知の領域でサービス状況が気になりますよね。
通常の1ギガのホームタイプと異なる点は、
- 料金:5ギガは変わらず・10ギガは+780円
- 無線LAN:通常ホームタイプよりも5倍速い
- エリア:ホームタイプよりも更に狭く…東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部のみ
- プロバイダー:7社→4社
- 周辺機器:一回り大きいホームゲートウェイ
となっています。
そしてやっぱり気になるところは実際に使っている方の口コミですが…5ギガも10ギガも、やっぱり「爆速になった!」と速さに感動する口コミや評価が目立ちます。
口コミや情報をまとめると…
- 実測は、2ギガ~6ギガ出る
- 速度を活かすためには、10ギガ対応のLANカード・LANケーブル・LANハブが必要
- マンションでは使えない(3階以下の集合住宅だったらOK)
- 今後のエリア拡大は期待できないが、関東だったらエリア拡大するかも
- エリア外だったらNURO光が最大2ギガでエリアが比較的広いのでオススメ
ということ。
ただ、結局のところ「10ギガ・5ギガ」って必要なのか…というところが一般的に気になってくる部分だと思います。
結論から言えば、動画などを見るだけだったら10ギガ・5ギガは必要ありません。
しかし、
- プロゲーマーの方
- 大容量のデータをやりとりしたりアップロードする方
- 一緒の回線を使うのが大勢いたり沢山のデバイスがある方
であれば、「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」の速さを実感できストレスなくネット回線を活かすことが出来るようになるでしょう。
爆速的な光回線を活かすためには、PCのスペックやそれを処理するための周辺機器を揃えるのも重要です。
「auひかりホームX(10ギガ)」と「auひかりホームV(5ギガ)」を契約するのであれば、プラスしてそれらのスペック・周辺機器を揃える費用がかかると思っておくと良いでしょう。
それにしても…10ギガ・5ギガと益々進化している光回線。
これからどんなサービスが出来たり…広がったりするのか楽しみですね!